- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150205157
感想・レビュー・書評
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出先で読んでて泣きそうになって困った。怒涛の展開。セイズドの前とラスト近く、それぞれで見せたヴィンの決断がただただ愛おしい。本作で提示されるいろんな愛の形に、心を動かされ続けている。
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ちょっとだけ、のつもりが、ついつい最後まで読み切ってしまった。
こんなの、ほんと何年ぶりだろう。
明日も普通に仕事なのに。(現在2:00)
もう、とにかく面白い。その一言に尽きる。
既に何度も書いてきているように、いちど読み始めたが最後、もう止まらない。
次から次へと畳み掛けてくる、怒濤のような展開の数々。
解説によれば、「サンダースンの雪崩」というらしい。
まさに、息を吐かせぬ、という言葉が相応しい。
息を吸うことすら忘れてしまうくらい、一心に没頭してしまう。
もう、驚くポイントが多すぎてキリが無い。
通常、こうどんでん返しが続くと、読み手は疑心暗鬼になってくる。
次はどうせこうなるんだろ?的な先入観に囚われる。
そして、長い間つき合ってきた読者の読みは、そう外れるものではなくなってくる。
つまり、何度もひっくり返されているうちに、読者が慣れてきてしまう。
しかし、本書においては、その「慣れ」すらも、逆手に取られる。
まさか。
そんな。
そういう言葉が、思わず口をついて出る。それも何度も。
ひっそりと仕込まれた伏線を、これ以上無いくらい最適なタイミングで解放する。
それは、素晴らしいカタルシスの瞬間。
それが、何度も何度も、そのたびに新鮮な驚きをもたらしてくれる。
極上のエンターテインメントであり、最上のハイ・ファンタジィ。
本書が読めるということは、純粋な幸福だと思う。
ラッキーに匹敵するほどの名手、ここにはいる。
そして、物語は、まだ、終わってはいない。
結末編となる最終巻(の3分冊)、ミストクロークが残っている。
いやあ、なんと幸せなことだろうか。
読書の悦びが、間違いなくここにはある。 -
第2部最終巻も前の部と同じように最後の駆け込み度合いがすごかった。このシリーズはやっぱり最後の盛り上がりがすごいですね。こんな展開になるの?、とか思いながら読ませてもらえます。完全に個人の好みですが、都合よすぎるタイミングでもなく、絶望的な内容でもなくなかなかいいタイミングでシーンが描かれています。あとこの巻で特徴的なのは、セイズドが1部の最後と同じように大活躍します。
まだまだ謎は尽きないので、最終部に期待したいです。 -
良かった…けど、ゼインをもうちょっと押して欲しかった。結構気に入ってたキャラだったし、まだ謎だった部分知りたかった部分があったのにな( ´ Д ` )
ラストには大きな展開があったので、三部はどうなるか楽しみです。魅力的な新キャラを期待。
何か一部ごとに好きなキャラが消えていくような気がする… -
まさか3巻全部面白いとは思わなかった。
全編にわたって緊張感が持続している上に、本巻クライマックスで一気にテンションがあがり、最後まで目が離せなくなる。
ここまでされたらシリーズの最後まで読まざるをえない。
シリーズがベストセラーになったという話も納得のでき。
もしまだ読んでないのなら是非。
シリーズの最初から読むことになったとしてもそれだけの価値はあると思う。 -
新生児がいるのに1日で読了...先が気になって置けない本でした。最初の3巻を読んでいないのですが、これまでのあらすじで話に入っていけました。少しえぐい表現もあるので★5にはしませんが、ファンタジー好きに一押し。
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読後感を含め感想は星3つ。ゼイン、何のために登場したのか。セイズドとティンドウィルに涙。そして謎が明かされ、ヴィンと一緒に無力感に襲われた。信頼していたものに裏切られ、努力は無に帰して、事態は悪化。ちょっと世界観というか設定がテレビゲームっぽくなってきたような気がしなくもない。
残るは第三部の三分冊。この作家のことなので、クライマックスに向けて加速度的な話の展開に大いに期待。 -
2010年8月27日読了。
ミストボーンの3部作ではラストにケルシャーに騙されてたことを知った。そしてミストスピリットのラストには伝説に騙されてたことを知ってしまった。
面白かった。やっぱりすごい。奥深い物語でした。
来月刊行スタートの最終章が楽しみだ。 -
まあ、とりあえず良かったかな。さて次こそ面白いという第三弾、読みとおせるか!?