戦闘妖精・雪風〈改〉 (ハヤカワ文庫 JA カ 3-27)

著者 :
  • 早川書房
4.07
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感想 : 317
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  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150306922

感想・レビュー・書評

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  • あっちゅー間に読んだ。

  • 2016/12/16
    人は機械にはなれないのか?

  • これだから男の子は。
    と、呆れ滲む憧れの声で申しておきましょう。

  • 元版よりもクーリィ准将のキャラや行動原理が一貫していて、完成度が上がっていると感じた。「むは」がなくなったことだけが残念。

  • ■『戦闘妖精・雪風(改) 』読了 ★4(5点満点)
    https://www.amazon.co.jp/dp/4150306923/

    三谷さんの戦略読書に影響受けて読了。
    地球に進行する異星人「ジャム」と戦う、戦闘機の空中戦メインのSF。
    10年ぐらいまでにアニメ化されて見たはずだが、全然理解してないことに気づきました。
    アニメは、当然のごとく、いかにかっこいい戦闘シーンを描けるかってのを意識したつくりなのですが、小説は断然骨太な感じ。
    非常な任務に人間性をなくすことも求められる、特殊戦パイロットの主人公。
    信じられるのは、唯一の親友と愛機の雪風のみ。
    そして、雪風は人工知能の進化で、そもそも主人公をパイロットを必要としなくなる。
    人間とは?コンピュータに知性はあるのか?人間とコンピュータの違いは何か?
    など、主人公を中心とした生き方と苦悩を描いている。
    もちろん戦闘シーンは、なかなかかっこいい感じです^^

  • 20160629

  • 艦これで雪風の名前を知ってその後になんとなくこの本をとった。予想以上に面白かった。

  • SF名作キャンペーン。敵とは何者か、敵が敵と認識している我々は何者なのか。非情な世界で非情な選択をする雪風に片思いをしている零中尉は十分に人間臭く感じた。『戦いには人間が必要だ』

  • 圧巻。
    ジャンル的にはSF戦争モノということになるのだろうけど、本質はむしろ、限定された空間での思考実験的なアプローチにあり、それが全編にわたって静謐な印象を与えているように感じた。大衆文学でありながら、人間の本質を問いかける真摯な作品。ただラストが弱く感じたので少し評価下げ。
    戦争とか戦闘機といった部分で躊躇してる人は、そういった要素はむしろ付随的な要素でしかないので心配ないかと。
    静かな作品を読みたいという人には是非。

  • 戦闘機での戦闘描写等、専門用語の嵐に最初は面食らったものの、読み進めるうちに綿密な世界観に胸躍るようになりました。人間対異星体と思っていた構図が、次第に地球機械対異星体なのでは?となっていく内容や、登場人物たちの苦悩にすごく引き付けられました。結局、敵の正体が何であるのかは判明しませんが、それは続編で、というところでしょうか。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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