- Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150414566
感想・レビュー・書評
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下巻も文庫400ページのボリューム。
シリーズが進む事にグレイマンの周囲を固めるキャラクター達に色が付き始め、
今作では元上司である暗号名ロマンチックの活躍がお見事!!
たくさん死んで、大怪我して、世界を飛び回る派手な物語だけど、大恋愛小説としてメチャクチャ楽しんでいます。
次回作も楽しみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マーク・グリーニー『暗殺者の追跡(下)』ハヤカワ文庫。
グレイマン・シリーズ第8弾。冒険エンターテイメント小説。これほどグレイマンが痛め付けられるのはシリーズ始まって以来ではなかろうか。極めて映画的な活劇が描かれ、なかなか面白い。
CIAの秘密施設から逃亡したゾーヤ・ザハロワの目的が明らかになり、グレイマンことコート・ジェントリーはゾーヤを支援する。今回、ジェントリーにはCIAからの直接的な指令は無く、新たにCIAの資産になろうとしているゾーヤが気付いたロシアと北朝鮮が関わる予想外の巨大な陰謀を阻止するためにゾーヤと共に行動するのだ。
果たして、ジェントリーとゾーヤは巨大な陰謀を阻止することが出来るのか……
本体価格880円
★★★★★ -
実は、上巻の評価は3つ星にしていた。しかし、下巻に移ってからは、俄然面白くなった。上巻では登場人物のイメージが固まらず、プロットもどことなく漠然としていて分かりずらかった。下巻になると、それらが自分の中でも次第に定着してきて、正に読むのを止められないほどの面白さとなる。それには少人数・大人数の戦闘の描写の迫力が、目に見えるかのように活写されていることも大きな要因となっているだろう。主人公は一匹狼の諜報員で、敵に何度も痛めつけられるが、左手首を骨折しても戦いをやめない。超人的とは言え、現実にはあり得ないだろう。サブメインに女性が2人登場しているが、それぞれ主人公との関係が複雑だ。詳細はネタバレとなるので、これ以上は記さないが、結末はやや衝撃的、特に上司である女性の心理とその行動が・・・。
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超優秀な暗殺者コートランド・ジェントリーはCIAに呼ばれてプライベートジェットでアメリカへ。その途中でイギリスに立ち寄ったとき、襲撃事件は巻き込まれる。同乗していた囚人が拉致されてしまった。ロシアのスパイからCIAに鞍替えをする途中のゾーヤはCIAの施設で軟禁状態にあった。そこでロシアの将軍である自分の父親が殺された現場の写真を見せてもらう。それをきっかけに施設から脱走しようとすると、その施設を何者かが襲った。ゾーヤは何とか逃げた。一見無関係の囚人拉致事件とゾーヤの脱走。これらの結びつきが明らかになると・・・
今までのグレイマンシリーズで最も読みやすいような気がした。動機や手段が納得できるものだったからだろうか。
そして、メチャクチャ面白い。面白すぎる。上下巻3日で読んでしまった。
ものすごく大掛かりなテロを行おうとする話なのだけれど、これがまた恐ろしい。今後どこかで実施されるかも知れないと思うと枕を高くして寝れない、、、(ということはない。)
ピンチの創り方とピンチから逃れる術、どちらも絶品だった。 -
いつものように登場する銃器をスマホで検索しながら読了。
ザック・ハイタワーは今までずっと黒人だと思っていた。 -
シリーズ第8弾。ジェントリーが乗る飛行機が襲撃に遭い銀行家が連れ去られそれを追うことに。そこのアクションシーンから迫力満点。今作ではゾーヤが再登場し、緊張感が高まり2人はどんどん深くに入り込んでいく。連れ去りの計画とそれを追うジェントリー。戦闘シーンの迫力がさらに増し、そしてジェントリーは追い詰められていく。ここまでボロボロになるのは初めてじゃないかっていうくらい。そこからどう立ち上がり向かっていくかも読みどころ。今作も一気読みなのだけれどゾーヤとのシーンが増えるにつれて少し変わってきたのかな?という雰囲気も感じないでもない。それでも今作も大満足の面白さ。
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最恐カップル。死体も相変わらず多め。
ザックがいい味だしてる。 -
今作も好き
映像化してほしい作品
しかしあいつだけは許さん‼︎
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最初に「暗殺者の悔恨」から読んだので、これは一作前。普通にとってもおもしろい。確かにボンドやジェイソン・ボーンを本で読んでるみたい。
更にさかのぼってみよう!4.0