24人のビリー・ミリガン 上: ある多重人格者の記録

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152035257

感想・レビュー・書評

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  • 上下巻。
    ダニエル・キイスの代表作ともいえる作品。
    実際の話。連続強姦事件の容疑者ビリーの中には、実に24人もの人格があった。カラーページにある様々な人格が描いた絵には、誰もが息を飲むでしょう。加害者であり被害者でもあるビリーのノンフィクション。

  • あまりにも有名なキイスの作品のうちのひとつ

    『1977年、アメリカ、オハイオ州で、連続強姦事件の容疑者としてビリー・ミリガンという青年が逮捕された。しかし彼には犯行の記憶がまったくなかった。実は彼の内部には、ビリー本人を含め、なんと24もの人格が存在していたのだ。』

    いくつかの人物を演じきる(詐欺師みたいな)ことは可能かもしれないけど、性格だけでなく、知能も、年齢も、国籍も、しゃべる言語も、性別だって違ってくるんだから、ビリーを目の当たりにした人たちは度肝を抜かれるでしょうね。

    『彼らはなぜ生まれたのか。一貫した意識を奪われ、何度も自殺を試みるほど精神的に追い詰められたビリーは、どのように困難をのりこえていくのか。そして裁判の行方は……。』

  • “人間関係欄”と文章の往復!

  • もとのビリーはもちろん、冷徹なアーサー、力持ちのレイゲン、明るいアレン、人格全員の痛みを引き受けるディヴィッド、…などなど年齢も出身も違うという計24人の人格が混在する「ビリー」が起こした事件とそれにまつわるエピソードを克明に書き記した、ダニエル・キース著の「実話」。下巻もある。
    最近図書室で借りてきた本。多重人格ってどんな感じなんだろうって、単に興味深かった。もちろん予想に反して不可解な話もいくつかあった。誰が誰だか分からなくなりがちで、初めのほうの人格一覧みたいなページを何度も見直した。
    とにかく読み応えはなかなかある作品。読むにあたって少し混乱することは否めないがおすすめ。

  • 数多くあるシリーズで、私が読んだのはコレ。 初めは「ドレが誰??」で大変だったけど、最後はそれぞれの人格を認めたいと思った。 

  • 中学時代に何気に読んだら衝撃的で、以降ダニエル・キイス氏が大好きになりました。<br>
    (´・ω・`)ノンフィクション

  • 持ち主:的場 上下巻あります

  • 多重人格というものをこの本で初めて知らされ、大変ショックを受けました。

  • 高校の時、人の心理に興味が湧いてきた時期に読んだ。
    多重人格…今は、解離性同一性障害か、そういう心裡の適応変化については非常に興味深く読ませてもらった。
    小説なので、感覚的な部分をつかみやすいのが良い。

  • 読んだ時衝撃的でしたね。
    どんどん読んでけます。

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