たったひとつの冴えたやりかた 改訳版

  • 早川書房
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本棚登録 : 625
感想 : 72
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152089519

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりにSFを読んだが、この手の話にはどうもテイストがあわないようだ。トム・ゴドウィンの『冷たい方程式』の読後にも思ったが、自分の行動に対する責任から自らの意思を強く律する欧米の理想的な考え方をベースにドライな話を組み立てられると、読むほうも冷静に読んでしまうのだろう。現実にはたったひとつの冴えたやり方なのだろうが、私的には小説としては冴えていないとしか思えない。SFならば、このような絶望的な状況を英知を持って脱する過程を描いてほしかったなぁ。

  • 途中までは児童文学的なボーイ(?)ミーツガールものですごい良かったんやけど、クライマックスから終盤までがすっきりしない。
    主人公の少女はすげー魅力的やし、エイリアンとの邂逅もめちゃめちゃわくわくするんやけど。

  • 傑作。

  • SFは滅多に読まないが、何もかもを想像して楽しむのは良い頭の運動になった。

  • 図書館に資料を求めてきた2人の学生が,司書の薦めで読んだ物語。
    はじめ設定を飲み込みにくかったですが,宇宙に旅立ってからは,一気に引き込まれました。
    地球外生命体に興味のある人にも

  • 本のタイトルをみて、図書館で借りた本。

    読み始めてSFなことに気が付いたw

    小学校低学年の時に、こういう本をむさぼるように読んだな(遠い目)
    どこか懐かしい本でした。

  • 勇敢なるコーティ嬢に敬礼…。

    偉大な宇宙探検家たちへの憧れを胸に、素敵な冒険を求めて宇宙へ飛び出した彼女はまだ15歳。
    だけどコーティは大したもので、親がプレゼントしてくれた小さな宇宙船を勝手に改造し、面白そうな(危険な)場所へと飛び込んでいく。
    行方不明の巡回船員のメッセージ、善良なる脳内寄生型宇宙人の子供との出会い。
    只ならぬ事態のなかで、自分のやるべき事とやりたい事を考えて出来る限りの対応を取る姿が頼もしい。

    子供らしい素直な友情が微笑ましいが、その結末は意外にも遣る瀬無いものだった。
    切ないタイトルだ。

  • すごかったです。SFは食わず嫌いでしたが、この作品に出会えてよかった。中編小説3本。1話目が特に読みやすく、初心者の私でもすぐにその世界に惹き込まれていきました。まるで少女漫画を読んでいるような、私にはなじみやすい筆の運びでしたが、著者が実は女性だという事実に納得。壮大な時間と空間の中で描かれる世界と、心揺さぶるストーリー。私のように普段SF小説を読まない人にもお勧めしたい一冊です。

  • 日本の「えらい人」は日経新聞を捨ててSF小説を読んでください - デマこいてんじゃねえ! http://d.hatena.ne.jp/Rootport/20120905/1346856312?utm_source=API&utm_medium=twitter

  • It's the only neat thing to do.

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