たったひとつの冴えたやりかた 改訳版

  • 早川書房
3.68
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本棚登録 : 625
感想 : 72
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152089519

感想・レビュー・書評

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  • 最初の基地など、宇宙船で飛び立つ前はそこまでだったけど主人公のコーティーが脳寄生タイプのイーアのいう種族・シロベーンと出会ってからは俄然面白い。
    最終的に太陽に突っ込んで2人共死ぬ訳だけど、2人の友情には胸が熱くなった。

  • 最近、このタイトルが頭の中をぐるぐる回っていて、どうしても読みたくなった。新訳版があるのを知って迷わずチョイス。本を開いて愕然とした。あれ、1作しか入ってないの? 30年以上前に買った本には何作か収録されていたはず。気を取り直して読み始める。さらなる衝撃。これ、読んでない……。そう、当時購入した本は、読まないまま処分してしまったらしい。自分の中で読んだつもりになっていたのは、作者の選んだ“冴えたやりかた”だった。あ、もちろん本編は後世に残る傑作だった。

  • タイトルがかっこよくて好き。
    16歳の少女が宇宙へと飛び出していった先での出会いとトラブルとその解決方法。
    たったひとつなのかは難しいけれどこの状態で考えられる相当ベターな解決方法だとは思う。
    この悲しさと言うか切なさと言うかそういった感傷がわりと好き。
    もともとが引用だったみたいだし、時世の句をあげろみたいだけど。

  • 宇宙探検好きのはねっかえり娘が16歳の誕生日にプレゼントされた小型宇宙船。早速辺境に直行、未知の空域へと飛び出す。脳内に共生する未知の種族とのファーストコンタクト、友達になる。後に発見されたメッセージ・カセットに残された言葉。

    お気楽な旅かと思ってたら、驚きの結末。あらためて見直して、すごいお話でした。紹介されるだけのことはある。

  • SF

  • タイトルに見覚えがあると思ったら昔の小説なのね。なんか少し前流行ったノベルゲーアプリのようだなと思った。
    SFを読み慣れないので最初難しかったけど途中で斜め読みスキルを獲得してなんとなく読めた。

    933テ

    作家さんは女性で、空軍情報学校の女性初の卒業生で…って経歴の面白い人

  • 【要約】


    【ノート】

  • 「この小説を読み終わる前にハンカチがほしくならなかったら、あなたは人間ではない」・・・私は人間じゃなかったようです。ハンカチ要りませんでした。
    なぜなら、これが本当に「たったひとつの冴えたやりかた」なのかと納得できなかったから。
    コーティーは元気で前向きで、頭も良くてかわいい主人公だったけど、シロベーンは大事な友達にギリギリまで重大な隠し事をして、ほんとにコーティーのこと大事に思っていたのか疑問。
    全部をコーティーに背負ってもらって、コーティーも恨むことなくそれを受け入れて、何かもやもやします。

    コーティーの両親は、誕生日に宇宙船を買ったことをずっと責め続けるんだろうな。
    最後の星はコーティー星でいいと思います。

  • 2018,3再読

  • めちゃめちゃ読みやすいSF小説。
    やんちゃで優秀な宇宙好きな女の子が主人公ってのもいい。

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