ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上

  • 早川書房
4.09
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感想 : 241
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152089830

感想・レビュー・書評

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  •  読んで良かった。ここで、私は、名探偵を気取ってみる。最も怪しいのは、
     ヴェンネルストレム。次は、次が難しい。ハラルド、マルティン、えーっと、
     その他。セシリアやアニタ、イザベラも怪しいし。そして、私的な大穴は
     ヘンリック。えへへ。はてさて、楽しみ。ちょっと、エキセントリックだけど、
     リスベット・サランデルが好ましい。とても、好ましい。どうなってくんだろ。

  • 3部作全部読みました。
    1部が独立していて、2部3部が1部を下敷きにしてさらに話を広げた構成。
    言い方を変えれば、1部がミカエル・ブルムグヴィストをリスベット・サランデルが助ける話で、2部3部がその逆。
    2部の最初の方は少し飽きたけど、他は申し分なく面白く読めました。
    最初読み始めでは想像も出来ない展開は、一気に読ませてしまう魅力十分。
    スウェーデンの小説なので地名や名前が覚えにくいことを差し引いても作品に引き込まれました。
    ただ、ミカエルがモテ過ぎるのと登場人物達のフリーセックス具合にはちょっとついていけなかったけど・・。ただしイケメンに限る。って言われてるみたい。007シリーズを見ていると思えば問題はないけど。
    ハリウッド映画を見る感覚で楽しめる娯楽小説でした。

  • 登場人物の名前覚えるの大変

    なんど挫折しそうになったか

    やっとラスト150ページ位からおもしろくなつてきた

    下巻が楽しみかも

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「登場人物の名前覚えるの大変」
      全員載ってる訳じゃないけど、登場人物紹介の頁をコピーして栞代りに使うと、少しは緩和される。。
      「登場人物の名前覚えるの大変」
      全員載ってる訳じゃないけど、登場人物紹介の頁をコピーして栞代りに使うと、少しは緩和される。。
      2012/06/07
  • DVD発売(確か来月には発売されるはず)までに読了間に合ってよかった。
    これで心置きなく映画も観れる。

    ハリウッド映画の劇場予告にはいつも気をつけていて、
    毎度目にするたびに、どうせ予告を超えないだろうと高をくくっていたけれど、原作ならびに映画の感想も思いがけずよかったので、
    せっかくなので読んでみた。

    ミステリーなので、読み終わってしまえばしまいなのだが、
    興味深いのは登場人物。
    とりわけ「ドラゴン・タトューの女」でもあるリスベットの人物像がわたしにはたまらなくツボで、次のシリーズ以降も読みたいと思ってしまった。

    海外ミステリーはあんまり普段読まないが、この時期にいい出会いができた。

    そうそう。一番興味深かったのは作者が実はスウェーデン出身と知ったこと。カーディガンズ以来。もっともミステリー作品に触れるなんてはじめてだったのでとても新鮮。
    ざんねんなのはすでに著者がいないということ。
    実に惜しまれるところ。

    • 円軌道の外さん

      お気に入りポチ
      ありがとうございました(^O^)

      自分もコレ、興味があったんやけど
      まだ読んでないんですよね〜(≧∇≦)
      ...

      お気に入りポチ
      ありがとうございました(^O^)

      自分もコレ、興味があったんやけど
      まだ読んでないんですよね〜(≧∇≦)


      だけど大好きなカーディガンズと
      作者が同郷だということで
      なんか一気に親近感覚えたし
      読んでみたくなりました(笑)


      また気軽に
      絡んでいって下さいね♪

      2012/05/23
  • 名前がいっぱいでてくるのでこんがらがるけどおもしろい!
    なぜ上巻だけ購入したのか…下巻も購入するべきだった。
    ミカエルをダニエル・クレイグだと思って読むとかなりヤバいw
    映画を観かけたのに観なかったコトをかなり後悔。
    リスベットとミカエルが今後どう絡んでくるのか楽しみ。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「なぜ上巻だけ購入したのか」
      私もノンビリ読むつもりが、止まらず残り全部即買いに行きました。
      そんな訳で、完結していないハリウッド版の映画は...
      「なぜ上巻だけ購入したのか」
      私もノンビリ読むつもりが、止まらず残り全部即買いに行きました。
      そんな訳で、完結していないハリウッド版の映画はオアズケ。近々?スウェーデン版を借りて堪能します。
      2012/12/06
  •  とても爽快。読んでて「うわあリスベットかわいそうだあ」って思ったその数十ページ後で彼女がすさまじい復讐をしたときは戦慄した。倍返しどころじゃないっていうのがまた。一気に1~3巻まで読みましたが、続きを読めないのがとても残念です……。
     性のタブーにいくつも切り込んでいると共に、かなり濃度の高い政治的メッセージも入っており、それがシックリきて、色々な意味で好印象のシリーズ。スウェーデン版の映画も楽しめたが、フィンチャーのリメイクに超期待。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「フィンチャーのリメイクに超期待」
      映画は、どうしようか迷った挙句。暫く忘れるコトに。1ヵ月1冊ペースで読むつもりが、待てなくて、ほぼ1日1...
      「フィンチャーのリメイクに超期待」
      映画は、どうしようか迷った挙句。暫く忘れるコトに。1ヵ月1冊ペースで読むつもりが、待てなくて、ほぼ1日1冊ペースで読んじゃいました。
      「続きを読めないのがとても残念です……。」同感です、、、
      2012/03/19
    • 尾崎さん
      フィンチャー版一作目の『ドラゴン・タトゥー』、私はとてもおもしろかったです~ヽ(´ ▽ ` )ノ
      三作目の続きが気になりますよね……
      フィンチャー版一作目の『ドラゴン・タトゥー』、私はとてもおもしろかったです~ヽ(´ ▽ ` )ノ
      三作目の続きが気になりますよね……
      2012/03/20
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「三作目の続きが気になりますよね」
      パートナーが書いた「ミレニアムと私」に概要が載ってるようですが、、、
      4作目を出すとか出さないとか揉めて...
      「三作目の続きが気になりますよね」
      パートナーが書いた「ミレニアムと私」に概要が載ってるようですが、、、
      4作目を出すとか出さないとか揉めてるのも気になります(未完だから誰かかが無理矢理終わらせるのか、それとも・・・)
      2012/03/22
  • 読み終って、そのまま再読しました。私が、即再読する本ってほとんどありません。
    そのくらい、入り込みました。
    全く聞いた事も無い本作。帯には全世界で800万部!と書かれていますが、それ本当かもしれません。

    基本的に、主人公が2人。
    ジャーナリストの男と、調査員の女。この二人の主観で物語は進みます。

    最初に読んだ時は、先が知りたくて気が付かなかったポイントを、再読時に2箇所拾うことが出来ました。
    コレ、先の進展に対する伏線かもしれません。


    物語の内容、書きたいけど書きません!!

    終盤では、主人公2人のシーンがパタパタと入れ替わり、スピード感とドキドキ感を演出しています。
    そして反撃の宣戦布告で終わった本書。

    下巻が早く読みたくてしかたい。期待を持たせる終わり方、すっかり策にハメラレました。

    下巻のレビューは、こちらへ
    http://booklog.jp/users/kickarm/archives/4152089849

    【作者について、後書きより抽出】
    原題は、「MAN SOM HATAR KVINNOR」(女を憎む男達)MANのAの上に点が2つ付きます。
    女性に対する偏見、軽蔑、暴力が3編を貫くテーマ

    初めから3部作としての構想は無かったらしく、第1部、第2部を書きあげ、第3部の執筆に取り掛かったタイミングで出版社へ連絡。
    この時、第5部までのストーリは出来ていた。

    第3部を書きあげ、第4部に取り掛かった時、第1部の発売を前にした2004年11月、心筋梗塞で死去。50歳だった。
    (第4部の原稿が200ページ、PCに残っている。)


    まだ第1部の上巻を読んだのみですが、第3部での物語の閉じ方がどうなっているのか心配で仕方ありません。

    このシリーズは読みごたえを求める私に、twitterのアズさん(@azzurro_eliso、ブクログアカウントはazzurro20)が教えてくれました。ありがとうございました。この場を借りて、めぐり合わせてくれた事に感謝します。

    追記です。
    この2011年9月8日、ハヤカワ・ミステリ文庫から文庫化されたようです。

  • かなりレベルが高く、非常に楽しめる作品。
    謎を追及していく過程が、
    丁寧に描写、展開される様に引き込まれる。
    キャラクターも魅力的。

    3 部構成の其々が上、下巻あるので、計 6 冊。
    非常に残念な事に、著者は、
    第 4 部執筆途中に亡くなられている。

    スウェーデンの人名、地名に慣れるのに少しアワアワする。

    2005(?)年 スカンジナビア推理作家協会「ガラスの鍵」賞作品。

  • 最初はタイトルや表紙から「ハリー・ポッター」や「ダレン・シャン」などの後追い作品かと思いました。
    しかし、実際は完全なミステリー作品であり、対象となるのも成年層と真逆の作品です。

    特徴としては

    ?2部構成
    主人公のミカエル・ブルムクヴィストのパートと、サブタイトルにもなっているドラゴン・タトゥーの持ち主であるリスベット・サランデルのパートから成る
    ?その登場人物の多さ
    トルストイの「戦争と平和」ほどではないですが、数十人からなるミステリー作品とあっては犯人探しも中々難しいだろう

    といった特徴が見られます。しかも、経済やジャーナリズムが絡んだ展開なのでファンタジー要素は一切なし。久方ぶりの本格ミステリー作品と言えるでしょう。

  • 10年ほど前にDVDで1,2,3視聴済み。最近プライムビデオでハリウッド版のミレニアム見たので、懐かしくなって今更ながら原作全部を読書中。
    登場人物が多いし、聞き慣れない名前のせいで難しいけど、読んでいくほどに面白い。

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