陰陽師 鳳凰ノ巻

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163193205

感想・レビュー・書評

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  • もっと理屈っぽいのかと思ったけど、いわゆる魔法っぽい「陰陽師」。シリーズ内で初めて読んだけど、読みやすいし面白いです。

  • マンガより先にこっちから読めばよかった。

  • どっぷりハマって、夢枕獏『陰陽師』第4巻。人の心の中に沸き起こる恨みや憎しみの気持ちが鬼や怨霊を生む。「泰山君府祭」「青鬼の背に乗りたる男のはなし」がとくに好きかなー。

  • 蘆屋道満との方術比べが、剣術でいうところの<br>
    演舞のようで面白かったです。

  • (三巻がなくて、四巻から読んだのが、ちょっと残念だけど)
    相変わらずの二人。  いつもほろほろと酒を飲んでいる。

    呪(シュ)がかかっても『どうも、まあ、そういうことになってしまったらしいのだよ』と答える博雅。    やっぱり大物だ☆
    そして、彼の隣には『いくらこぼれ出てきても、わずかながらも減ったようには見えない』才の持ち主、晴明。    やっぱり当代一に違いない☆


    作品の中で、この二人に囲まれ、さまざまな妖異を追体験できるのは、なんて楽しいことだろう。


    それにしても、『涅槃経』とか出てきて、ためにはなるのだけど、あたしの知識じゃ追いつかない。    勉強不足だなぁ。。。

  • 蘆屋道満が敵でも憎めない人に書かれていてすごく良いですよねvv

  • 陰陽師って、今でこそ巷に色々な形で溢れてますが、“発掘”したのはこの人なんだよな、すごいなあ、としみじみ。会話のリズムというかテンポというか・・・独特の空気が良いです。芦屋道満はじめ、普通だったら悪役に当てはまるであろう人々でさえ、何だかお茶目。飄々と平安を生きる清明の生き様そのもののような小説でした。

  • 何か最近坊主の話ばっかり読んでいるような気がする……。

  • 源博雅が晴明の手のひらで遊ばれている感じが可愛らしいです。晴明の色香も相変わらず。
    今回は蘆屋道満との方術対決がイチオシです。普段見られない砲術が惜しげもなく披露されていますし、道満の筋の通し方が小気味よかったです。

  • 陰陽師シリーズ短編集

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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