ガリレオの苦悩

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163276205

感想・レビュー・書評

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  • ガリレオシリーズ第4弾は、短編集となり、テレビドラマのための内海薫が初登場。

    男2人の相棒やシャーロック・ホームズのようなミステリーもよいが、湯川+内海というコンビもなかなか良い。ガリレオドラマφとしての2編 ドラマ第2シリーズの原作3編の合計5編が収録されている。

  • 本作から内海薫が登場して物語に動きが出てきて面白かった。草薙と湯川だけの展開よりも話がテンポよく進むかんじがして良かった。

  • 科学的なトリックの顛末で評価されるようであり、実は人の心の温もりを描く才能に長けている。短編にて無駄をすっかり削ぎ落とし、軽妙なタッチで読み手を魅了してくれる。

  • ガリレオシリーズ第四弾は短篇集。
    東野圭吾作品はミステリーでも人情話になってしまうのだなあ。
    どうやら湯川先生は科学者としては評価が高いが人間としては評価が高くないらしい(笑)多分変人だからだろうな(笑)
    「操縦る」が一番好き。

  • ガリレオシリーズ第4弾。短編集で、5つの短編から成る。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file5/naiyou9409.html

  • 気軽に読める短編集。トリックが面白かった。

  • 登場人物や仕草がドラマの影響を受けている印象。
    シリーズものなのにどの作品も一定のクオリティを保持する技術はさすがといったところ。

  • ガリレオ

  • 再読。2冊同時刊行された内の一冊。こちらは短編。
    この作品から女性刑事内海薫が登場します。
    「操縦る(あやつる)」のラストが凄く好きです。
    湯川先生の言動にちょっと目頭が熱くなりました。
    時系列的に前作「容疑者Xの献身」を経てのお話なので尚更。
    こういった感想を抱くのは、シリーズを順番に読み進めて来ているからこそのものだと思うので、最初から順に読むことをお薦めしたい。
    正に湯川先生の『苦悩』の一冊。

  • ガリレオの短篇集。「容疑者X」のような長編も面白いが、個人的には、このような短篇集のほうが、気楽に読める。ここに出てきた、トリック(?)は、実は仕事で体験スミのとても専門的なことであり、なぜ作者はこんなことに詳しいのか、実に興味深い と感じた。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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