われ笑う、ゆえにわれあり

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 59
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163496207

感想・レビュー・書評

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  • 屁理屈じみた内容で、面白くはあるが長くて眠くなる。

  • 笑う哲学者「プロフェッサー土屋」を紹介します。
    著者自身によるプロフィール→「私の人となりについていえば、容貌と性格と知能にはかなりの問題があるものの、しかしそれを除けば、これといってとくに欠点はないと言い切れる」

    装幀 / 平林 育子
    デジタル・デザイン / 宇治野 宗輝

  • 哲学者土屋賢二の初エッセイ集。日常生活のありふれた事を小難しく,屁理屈をこねくり回していますが,文章が面白いので笑える一冊です。ちなみに私は「あなたも今日から老化がたのしめる」と「学生との対話」がツボにハマりました。

  • 続編が面白かったので、前編を読むという図書館ではよくあるパターンだが、やはり、面白かった。但し、面白かったことだけ覚えていて中身は何も覚えていない。

  • 10/26(~104)27(~154)28(~238終)

    図書館の哲学の棚にあった。
    まず、題名が目に止まり冒頭を読んだら戻そうと思っていたのだけれど、ちょいと惹かれる部分があったので借りて読んでみた。

    正直、「なんなんだ!! これは!!」と思わせるような話(語り口)なのだが、真剣に論理だてているところもあり、なかなか読み応えがあった。
    なにより、読んでいて「森見登美彦の小説を読んでいるようだ」と感じたのは私だけだろうか。何度か声に出してふきだしてしまった。

  • 電車で読んでいて、うかつにも笑い転げそうになってしまった。

  • 「ひねくれた高度な笑い」という表現がピッタリくるような内容。
    さすが、哲学者!と思う作品でした。

  • 笑う哲学者、土屋賢二先生の本。日常生活のなんでもないことを面白おかしく書いています。読みやすく最初から最後まで笑えます^^

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著者プロフィール

1944年岡山県玉野市生まれ。玉野市立宇野幼稚園、宇野小学校、宇野中学校と、とんとん拍子に宇野地区きっての名門校を進み、中学2年生のとき岡山市立丸の内中学校に転校。岡山操山高校を経て、官僚を目指して東京大学文科一類に入学。2年後、方針転換して文学部哲学科に進学して大学院博士課程中退。東大助手を務めた後、お茶の水女子大学に着任。35年にわたって哲学を教え、現在、お茶の水女子大学名誉教授。 哲学のかたわら、五十歳のときユーモアエッセイ集『われ笑う、ゆえにわれあり』(文春文庫)を出版したのを皮切りに、『妻と罰』『ツチヤの貧格』(文春文庫)、『ツチヤ学部長の弁明』(講談社文庫)など多数のユーモアエッセイ集と、『ツチヤ教授の哲学講義』『ツチヤ教授の哲学入門――なぜ人間は八本足か』(文春文庫)など少数の哲学書を発表、いずれも好評のうちに絶賛在庫中。他に『幸・不幸の分かれ道――考え違いとユーモア』(東京書籍)、『われ悩む、ゆえにわれあり―― ツチヤ教授の人生相談』(PHP)などを矢継ぎ早に発表し、在庫に花を添えている。週刊文春とPHPに連載中。

「2013年 『哲学者にならない方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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