- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163901756
感想・レビュー・書評
-
交渉で何かを得れば、何かを失う
お金を使って世界を広げる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちきりんのブログに関する考え方が前半。後半はブログの記事の転載。
たくさんの読者をかかえる上での運営の注意点などが書かれている。
運営ルールを決めて、それを貫けるかどうかというのが大切。
2019/1/6
思想にまつわるエントリを検索されやすい時期に書くと注目を集める。
すごいのは私ではなく、私を見つけた人たち。
変化そのものが善なのだから、結果が予想できる前に動くべし。梅原大吾 勝ち続ける意志力 -
ネット界隈では有名人、でもその外では全く知られてないという人の本で、前半は彼女のブロガーとしての意識、後半は実際のブログの記事について。
有名になりたいという欲があまりない(ように見える)人で、そのために素顔も本名も非公開(ググれば出てくるけど)。
ブログの内容などはさておき、スタンス的には自分と非常に近い人。
個人のセキュリティやプライバシーは守りたいので、メディアに出ることなどはあまり積極的ではない。
けど、ある程度のアクセスと反応は欲しい。
その結果、PVは最低でも150万ビュー/月で、講演は500人分が1週間で完売だとか。
ただ、正直ブログの記事の内容はピンと来なかったです。
言ってることはごく平凡だし、その割に冗長だし。
実体験に基づいてること(ビジネスや海外の話)はまだ良いけど、政治経済は浅い、というか机上の空論レベル。
それでもこれだけのカリスマブロガーになれるわけだから、やっぱり戦略的なやり方は大事だなーと(彼女自身は戦略性を否定してますが)。 -
2016.4.27
-
ブロガーのレベル次第で感じ方が変わる本かな。
-
どうやって「Chikirinの日記」というブログを10年間育ててきたか。前半は舞台裏について。日記を公開するということ。匿名という選択。バッシングと炎上コントロール。メディア価値を高めるために。これは当初電子書籍として出版したものを紙の本として改めて出版したもの。後半はブログの中からベストエントリを紹介。
-
この炎上マークって「ぎくうっつつつつ」てしてる人の人数ではないかしらー
-
有名ブログをいかに立ち上げ、成功させたか、ちきりんの戦略について書かれてある。ただ方法論はたとえ真似できても肝心の中身をどう書くかなんだよな。
・「はてな」を選んだ理由は日付が分かりやすいことが決め手。
・自分のサイトを育てることは、将来何か新しいことをやるためのインフラを整備し、維持しておくようなこと。著作があるということは、リアルなビジネスの世界で信用力を得るためには役に立つが、ほとんどの本は出版後1年もすれば、書店では探すのも難しくなる。それより毎日何万人も訪れるサイトを持っていることが、圧倒的に発信力は高い。
・自分のブログのアクセス数を利用されるのを避けるためコメント欄を閉鎖。
・最も新しい、面白い文章は、常に自分のサイトで発表する。
・オープンな場所に居続けるため、メルマガを出したりしない。
・信用力を売らない。
・「そんじゃーね」という結びの言葉のアイコンの効果は絶大。 -
人気社会派ブロガーちきりんさんが、ブログをどうやって戦略的に育ててきたかというお話。
自分も小さいながらもブログを細々とやっていたので、勉強になることがとても多い本でした。どうやって一本のブログの文章を書いているのか、個人ブログのゴールはどこか、読者やビジネスを持ちかける人たちにどう向き合っていくか、などその実態を生々しくされしてあります。
ブログをやっている人、またはメディア関係者、ライターの方なんかも読んでみるといいのではないでしょう。