クロコダイル・ティアーズ

著者 :
  • 文藝春秋
3.46
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本棚登録 : 1261
感想 : 167
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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163915982

感想・レビュー・書評

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  • 読んだことないのに
    たぶん好みじゃない作家さん
    ってずっと思ってた
    たまたまプルーフもらったんで
    仕方なく読んでみた

    …結構、おもしろいやん…
    どっちやろ?ほんとはどうなんやろ?
    って割とワクワクしながら読み終えた
    自分にしては
    早く読めたほう

    こんな不思議な女性には
    残念ながら出会ったことない
    いやむしろ有り難いことにか

    キャラたってんなぁと思うけど
    出会いたくないな怖いもん

    ラストの嫁視点は
    ちょっとぬるいぜ!
    って思ったけど安心して寝られる
    謎のままだったら怖くて眠れん

    評価の基準がいまだ定まらないが
    星は4つ
    読み終わるのが早かったのは
    総じて高評価にしてんなぁ…

  • ドロドロのドラマみたい

  • 限りなくあやしい想代子。
    しかし直接何をするわけでもなくただ周りが勝手に壊れていく。
    体内に入った毒が体をだんだん蝕んでいくように年月をかけて一つの共同体を侵蝕していって最終的に自分の居場所を確立してしまう。
    でも結局想代子という人物が本当に悪人なのかどうかはわからない。
    まさに静謐のサスペンス。

  • この著者らしいなあと思いながら読んだ。どうしても「火の粉」がちらつく

  • ✓身内の疑心暗鬼やドロドロ好きにオススメ

    いるぅぅ!こういう女、いるぅぅ!
    これ、小説だから冷静に見れたけど、
    もしこんな女が近くにいたら……
    いや考えたくない。でも見ちゃう。
    そして惹き付けられちゃう。
    かくいう私も……

  • えっ、どっち…!?淡々と物語が進んで(随所に事件が起きるけれども)最後まで夢中になって読んだ。バイアスって恐ろしい。

  • 最後のモヤッとした終わり方、嫌いじゃない。
    しっかりゾワゾワ鳥肌立っちゃったよ。
    作者さんの狙い通り、なのかな?

  • 白夜行的な雰囲気のもと、特定の登場人物の真贋を探って行くこととなる。
    「本当はどっちなの?」となかなかページをくる手が止まらない。読み終わって振り返るとそこまで大きな印象を残したわけではなかったが、エンターテイメントとしては楽しめた。

  • 最後はどうなるのか、久々にドキドキしながら読み進めました。どんでん返しを期待してたのですが、ありふれた結末だったのが少し残念でした。

  • 夫を殺された妻。息子が殺されたのは嫁が原因ではないかと疑う義母。ずっとモヤモヤするサスペンス。
    どんでん返しがあるかと思いきや、結局すんなり終わってなんか物足りなさを感じた。
    けど結局想代子みたいな人がいちばん怖いのかもな。

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著者プロフィール

1968年愛知県生まれ。専修大学文学部卒。2000年、第4回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作『栄光一途』で小説家デビュー。04年に刊行した『犯人に告ぐ』で第7回大藪春彦賞を受賞。他の作品に、『火の粉』『クローズド・ノート』『ビター・ブラッド』『殺気!』『つばさものがたり』『銀色の絆』『途中の一歩』『仮面同窓会』『検察側の罪人』『引き抜き屋1 鹿子小穂の冒険』『引き抜き屋2 鹿子小穂の帰還』『犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼』『犯人に告ぐ3 紅の影』『望み』などがある。

「2021年 『霧をはらう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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