- Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163915982
感想・レビュー・書評
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久しぶりの雫井さん。
犯人に告ぐ以来かな。
思っていた展開と違うし、
考えさせられたかな。
認知バイアスほど怖いものはないなと。
先入観で方向がほぼ決まる。
疑いもしないし、再検討もしない。
仕事でもあるあるかと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
真相は書かれた通りなのか⁈
どう読んだ⁈と思わず人と話したくなる。
なんだか背筋が凍るこの感じ、すごく好きです。 -
流石はイヤミスの巨匠。面白くて一気読み。
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なんかね。そういうのが巧い人っている。
自分の思うような結果になるように周囲を動かす。
操る。
さらに始末に悪いところは、
本人にはうまく物事を進めているのに、無意識に近い。
いや、無意識になるように心がけているのか。
そして、自分のせいで周囲がトラブルの渦中になると、物語の主人公になったかのように
《可哀想な自分》に酔いしれる。
周囲が真実の姿に気づくのはかなり大事になってから。
ヤバイ。私の実体験?? -
もやもや感が抜けませんでした。
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風呂敷を広げるところは期待感もあって良かったが、畳み方が雑。肝心の伏線回収がただの疑心暗鬼でしたというのは残念だった。ラスト1ページにでもどんでん返しありそうな展開だったのに。
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なんだか想代子さんに振り回されっぱなし。事件を背景に思わせ振りな展開が続き、犯人捜しのあとも肩透かしをくらった。これでこのまま終わってしまうのかと危惧していたら。。。トホホだった。劇的なジェットコースター物語は望んでいなかったけれどこれではね。個人的にはとても残念だった。
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読み終わって、「怖い」って思う作品だと思う。