新装版 御宿かわせみ (4) 山茶花は見た (文春文庫) (文春文庫 ひ 1-85 御宿かわせみ 4)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167168841

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  • ・山茶花は見た
    ・女難剣難
    ・江戸の怪猫
    ・鴉を飼う女
    ・鬼女
    ・ぼてふり安
    ・人は見かけに
    ・夕涼み殺人事件

  • 1月20日 読了

    品川の廻船問屋に押し込みが入り、乳母の看病にきていた娘の証言で盗賊はお縄に。が、賊が島抜けし、娘は「かわせみ」に預けられることに…。表題作ほか、旅篭の女主人るいに恋人の東吾、あてられっぱなしの同心・源三郎、二人の仲を見守る与力の兄夫婦―お馴染みの登場人物が活躍する全八篇を収録。シリーズの新装版第四弾。

  • 図書館にて。
    うーん。いいんだけど…。
    るいさん嫉妬深すぎ。鼻につくな。
    ずっとこの調子でいくんだろうか…。

  • 「御宿かわせみ」シリーズ4作目。

  • くま様んちへ船に乗ってお引越し。

  • 全然進展していないようでいて、少しずつ進展する「るい」と「東吾」の恋愛。るいが正月には東吾の実家まで挨拶に行き、兄に「東吾が世話になってるそうだな」といわせるくらいまで。いわば兄や兄嫁の「公認」になったというくらい。しかし東吾も捜査のためなら吉原の遊女とも寝るのねーってことにちょっと意外。もちょっとストイックな主人公かと思ってたのに。今回は、ワケアリそうな男女が突然「かわせみ」にやってきて、女は赤ちゃんを産み、男は強請りか?と思わせる「人は見かけに」が秀逸。ちなみにこの回のるいの「あたしも、あんな赤ちゃんほしい」というせりふが、東吾との仲が進んでいることを感じさせてくれる。

  • 御宿かわせみシリーズ第4巻。まだまだシリーズの早めの巻ということで、捕物帳的な話が多い。るいと東吾も熱々だし、とぼけた源三郎もいい味を出している。まだ長助親分のことを毎回説明書きが付くくらいの扱いでしか登場させていない。久し振りに読み返してみて、生ぬるいくらいだけど、だからこそこんなに息の長いシリーズとして人気を博したのではないか、と思えた。【2007年4月14日読了】

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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