花のあと (文春文庫 ふ 1-23)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167192235

感想・レビュー・書評

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  • 藤沢周平短編集。
    人情物、て表現がしっくりくるような。


    どうにもならないことってあるんだなぁと思わせる話がある一方で
    痛快!溜飲がさがるね!っていうような話もあって、
    かなり色濃く人のさまざまな感情が浮き彫りにされてる。


    酔うと人の顔をぺろりとなめる“悪癖”がある下級武士の話、
    これがいちばん好きかも。ラストで笑った!

  • とても美しく、おもしろかった。

    北川景子の凛々しさみなぎる美しさがなみなみならなかった。
    殺陣もすばらしい迫力だった。

    着物がきれいだったなぁ。
    あとポニーテールの剣士姿がよかった。

  • awesome!!!

  • この短編集を読めば
    「藤沢周平ってこんな感じ」
    というのが分かる本だと思う。

  • 初めて自分で買った藤沢周平。
    また読み返したいです。
    特に「冬の日」が好きです。

  • 藤沢周平の読後感がいい。
    熱くなるのではなく、正しくなる感じ。
    凛とする、背筋が伸びるのがいい。

  • テストかなんかででた表題作が気になって…
    初の時代小説。

  • きれいな日本語。情け深い。(2008/3/28)

  • 何でもない町人が主役
    秀でたところもないひとたちが
    それがいい

  • 最近、藤沢周平にはまっています。あの侘しさと優しさがなんともいえず好きだ。あと、時代ものだけれど、女性が添え物ではなくて、ちゃんと自分の意思を持っていて、強く賢いところも気に入っています。この本でも、「雪間草」の馬鹿力の松仙、「花のあと」の剣自慢の以登など、強くてかっこいいのです。藤沢周平さんはきっと優しい男の人なのだろうなあと本を読みながら、いつも思う私なのでした。

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著者プロフィール

1927-1997。山形県生まれ。山形師範学校卒業後、教員となる。結核を発病、闘病生活の後、業界紙記者を経て、71年『溟い海』で「オール讀物新人賞」を受賞し、73年『暗殺の年輪』で「直木賞」を受賞する。時代小説作家として幅広く活躍し、今なお多くの読者を集める。主な著書に、『用心棒日月抄』シリーズ、『密謀』『白き瓶』『市塵』等がある。

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