太公望 上 (文春文庫 み 19-9)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 103
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  • Amazon.co.jp ・本 (490ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167259105

感想・レビュー・書評

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  • <blockquote>羌という遊牧の民の幼い集団が殺戮をのがれて生きのびた。年かさの少年は炎の中で、父と一族の復讐をちかう。商王を殺す―。それはこの時代、だれひとり思念にさえうかばぬ企てであった。少年の名は「望」、のちに商王朝を廃滅にみちびいた男である。中国古代にあって不滅の光芒をはなつこの人物を描きだす歴史叙事詩の傑作。 </blockquote>

  • 史実を元に作っているものの、登場人物の心理描写など見事であっという間にのめり込んでしまいました。
    ただ途中歴史解説が挟まってくるため物語が寸断され残念。
    遊牧民の童子だった太公望が鬼公や箕子など上の人にどのように取り入っていったのかもとても勉強になる。

  • 少年ジャンプで連載していた封神演義の知識しか持ち合わせておりませんが読んで見たいなぁと思い手に取りました。

    仙人や宝貝とか特殊能力バトルが始まると思いきや意外と現実路線!
    波乱万丈の前半と恵まれた出逢いにより積み上げられる能力とコネクション!
    中巻が楽しみです!!

    最初長いかなぁと思いましたが上巻が終わってみると、同じボリュームがあと二冊!!とワクワクします!



    中国の殷末期!紂王が即位の前に人狩りと称し遊牧民族の羌族を襲う!
    一族の殆どが囚われ族長等主だった者は殺されるが、主人公の太公望は運良くその難を逃れ、羌族の少年少女五人を引き連れ北の果てにある街を目指す・・・

  • 電車を乗り過ごしそうになりました。

  • 2016/7/31

  • 2016/5/29

  • 主人公は宮城谷作品の中で一番のイケメンだと思う。

  • 宝貝は全く出てこないけど,楽しかった.

  • 久々に面白い歴史もの。中巻が楽しみ。

  • 基本的に英雄が出会うと酒盛りになります

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著者プロフィール

宮城谷昌光
1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市生れ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。94年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年、第三回司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞。同年『宮城谷昌光全集』全21巻(文藝春秋)が完結した。他の著書に『奇貨居くべし』『三国志』『草原の風』『劉邦』『呉越春秋 湖底の城』など多数。

「2022年 『馬上の星 小説・馬援伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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