新装版 青が散る (上) (文春文庫) (文春文庫 み 3-22)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167348229

感想・レビュー・書評

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  • 初めて宮本輝作品を読んだ本。

  • 大学で何を学ぶか

  • 大学生のうちに一度読んでおいてよかったなと思います。

    まだ上しか読んでいないので何とも言えませんが…





    大学生活って、結局何なんだろうなぁ。

    燎平や金子みたいに、私は打ち込んだものってないんだけど、彼らが感じている”何かやり切れないもの”は私も感じる。



    そんでもって

    『一生に二度とない、4年間もの休暇や』

    っていう安斎の言葉がやけにしっくりきた。






    大学生が一体何であるか今の自分には理解出来っこないけど、10年後、20年後にこれを読み直したら、何となく解るんじゃないかと思いました。



    下も楽しみ。






    ちょっとメランコリックになりますが(笑)

  • 青春小説の王道でせつなさでいっぱいです。
    高校時代に読みましたがすばらしいと思います。

  • 大学生に「おすすめの本は」と聞かれたら私は迷わずこれを勧める。 20代、それより若いうちに必ず読んで欲しい

  • 淡い青春を思い出す感じ。凄い面白い訳では無いがページを捲る手が止まらない。続きが気になる。しかし、燎平はひより過ぎやろ(笑)

  • ときどき、強烈に読みたくなる本。最初の雨のシーン、これぞ恋に落ちる瞬間って感じで、好きですね。

  • 30年ぶりに読みましたが、全然古くなく、新鮮さを感じます。

  • やっぱりぬるいけど、独特の“宮本ワールド”に引っ張られる!

  •  読んだのは、二十数年前になります。
     知人が廃品回収に出そうとしていた書物がもったいなく思い、それらを譲り受けた中にこの本がありました。
     私が読んだ本は上下巻に分かれてなく一冊の文庫本で、分厚く字も小さくて「読めるかな」と読み始めましたが、時代背景や大学の雰囲気そして登場人物などが私が在学していた頃にそっくりなのと、学生当時思い焦がれていた女性や友人に対する主人公の考え方が私とほぼ合致していたので、どんどん引き込まれていきあっという間に読んでしまいました。

     それまで読書が苦手だった私を、読書好きにさせてくれた作品です。

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著者プロフィール

1947年兵庫生まれ。追手門学院大学文学部卒。「泥の河」で第13回太宰治賞を受賞し、デビュー。「蛍川」で第78回芥川龍之介賞、「優俊」で吉川英治文学賞を、歴代最年少で受賞する。以後「花の降る午後」「草原の椅子」など、数々の作品を執筆する傍ら、芥川賞の選考委員も務める。2000年には紫綬勲章を受章。

「2018年 『螢川』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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