クライマーズ・ハイ (文春文庫 よ 18-3)

著者 : 横山秀夫

• 文藝春秋 (2006年6月10日発売)

感想・レビュー・書評

[ありんこゆういちさんの感想 · 2019年11月5日]

あらすじ
1985年、御巣鷹山に未曾有の航空機事故発生。衝立岩登攀を予定していた地元紙の遊軍記者、悠木和雅が全権デスクに任命される。一方、共に登る予定だった同僚は病院に搬送されていた。組織の相剋、親子の葛藤、同僚の謎めいた言葉、報道とは-。あらゆる場面で己を試され篩に掛けられる、著者渾身の傑作長編。

[takashi515さんの感想 · 2019年10月15日]

一気に読んだには読んだけども、若干冗長な気もした。主人公の家庭の悩みを織り込む必要あったかなぁ。

[sさんの感想 · 2019年9月9日]

半落ちに感動しまくったので続けて読んでみた
好みなんだろうけど惹きこまれなかった、途中でやめちゃった、クライマーズハイになれなかった笑
下りるために登るんさ、ってのが何となく、あまちゃんのじいちゃんを思い出した
ここが一番だと確認する為に海に出るのさ的な事を言ってたなー、と言い方は違えど似た様な意味かな、と

やっぱ違うかな笑

でも、また、気が向いたら読んでみよう

[はにー さんの感想 · 2019年5月21日]

凄惨な日航の事故。それを追う地元新聞社の記者たち。
本を読んで終始思ったのは、みんな仲悪っ！！！でした。あっちで喧嘩、こっちで喧嘩、怒鳴り合いやらいがみ合いやらで、ちっとも真っ直ぐ進まない…

どいつもこいつもめんどくさいって印象が強烈にあった。

[jpomega2020さんの感想 · 2019年5月12日]

素晴らしき記者魂、映画版と並んで面白い

[tomocoxxxさんの感想 · 2019年4月13日]

職場の人が、クライマーズ・ハイ知ってる？と聞いて来て、初めは本のことだとは分からず、映画にもなってる小説だと教えられ、ブクログ見たら読みたい本で登録してあった。
読みたい本を登録するアプリに登録してたと伝えた翌日、年季の入った小汚いクライマーズ・ハイの文庫を渡され、お借りします。いい、あげる。とゆーやり取りで読み始め、あっとゆーまに引き込まれて読み終わった。読後感の良い本でした。

[kame3hoさんの感想 · 2018年2月9日]

色褪せない秀作。記者の綺麗な部分も醜い部分もデフォルメせずに、誤魔化さずに書いてる感じ。苦悩しながらも全うしようともがく人達に胸が熱くなりました。

私、記者になりたかったんだよね、昔。

[とぅーんさんの感想 · 2018年1月18日]

2004年本屋大賞2位

面白い！
実際の事故のことは
生まれてなかったので
あまり知らなかったけど

おすすめ５でもいい
人間描写が理想化しすぎてないかんじがいい

[照り映えるさんの感想 · 2017年12月18日]

同じ作家さんの『６４』が面白すぎて、続けて読んでみた。
日航機墜落の時期の新聞記者の話。
日航機の事件は、耳では知っているものの、こうしてこの事件が絡む作品などは読んだことがなく。今回初めてだったけど、、、辛かった。
事件の悲惨さなどが首題ではないし、細かい事件現場の描写もそれほどなかったけど、やっぱり辛かった。

[moneさんの感想 · 2017年12月10日]

編集部での記者同士の駆け引き、販売部との軋轢、新聞社内の臨場感がすごい。すごすぎて所々で本を読むのを中断しなければいけない程の緊迫感がありました。飛行機事故と登山の話がこんなにスムーズに繋がっているのも見事としか言いようがないです。

著者プロフィール

1957年東京生まれ。新聞記者、フリーライターを経て、1998年「陰の季節」で松本清張賞を受賞し、デビュー。2000年、第2作「動機」で、日本推理作家協会賞を受賞。2002年、『半落ち』が各ベストテンの１位を獲得、ベストセラーとなる。その後、『顔』、『クライマーズ・ハイ』、『看守眼』『臨場』『深追い』など､立て続けに話題作を刊行。7年の空白を経て、2012年『６４』を刊行し、「このミステリーがすごい！」「週刊文春」などミステリーベストテンの1位に。そして、英国推理作家協会賞インターナショナル・ダガー賞（翻訳部門）の最終候補5作に選出される。また、ドイツ・ミステリー大賞海外部門第1位にも選ばれ、国際的な評価も高い。他の著書に、『真相』『影踏み』『震度ゼロ』『ルパンの消息』『ノースライト』など多数。