チエちゃんと私 (文春文庫 よ 20-5)

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167667054

感想・レビュー・書評

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  • とても穏やかな気持ちになれる本でした。チエちゃんと私の作り上げる、穏やかで静かな家で暮らしてみたくなる。40代の語り手というのはよしもとさん作品では珍しい気がしました。

  • ひさしぶりのよしもとばなな。

    よしもとばななの作品は、
    だんだんと大人の恋の話が増えてきたように感じる。
    それもちょっと今回はロマンチックな。

    私の中でTUGUMIが彼女の作品では一番だし、
    彼女は子供心の描写がピカイチだと思ってる。

    でも、
    こうやって読んだ後に少し淡い悲しさみたいなのを抱ける
    最近の大人の恋の作品もけっこう好き。
    江國香織のような毒は全くない。

    相変わらず不思議な登場人物のお話です。

  • よしもとばなな作品には共通のにおいがあります。
    そのため、ばなな作品に興味がない人にとっては、
    どれもこれも同じような作品に見えるのではないかと
    思ってしまう時があります。
    でも、ばなな作品に魅力を感じる人にとっては、
    その共通のにおいから覗く独特さがたまらない。
    今回の作品もそんなお話です。

    主人公が中年女性となっているのが、
    なんだか衝撃的でした。
    きっと10代の時にこの本に出会ってたとしても、
    まったく面白くなかったんじゃないかな。
    私もばななさんと一緒に歳を重ねているんだなぁと
    実感した1冊でした。

  • チエちゃんとカオリちゃんの間に流れる空気がすきです。

  • わりと普通めなかんじ

  • ライトもすぐに消した。

  • k_101: よしもとさんらしい一冊だと思う。よかったわ。

  • 疲れているときにすいすい読んだ感じなので、特別印象に残っている
    部分はない、かな。

    でもよかった。
    もう少し、時間が取れているときに読み直そう。

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著者プロフィール

1964年07月24日東京都生まれ。A型。日本大学芸術学部文藝学科卒業。1987年11月小説「キッチン」で第6回海燕新人文学賞受賞。1988年01月『キッチン』で第16回泉鏡花文学賞受賞。1988年08月『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞受賞。1989年03月『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞受賞。1993年06月イタリアのスカンノ賞受賞。1995年11月『アムリタ』で第5回紫式部賞受賞。1996年03月イタリアのフェンディッシメ文学賞「Under 35」受賞。1999年11月イタリアのマスケラダルジェント賞文学部門受賞。2000年09月『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞受賞。『キッチン』をはじめ、諸作品は海外30数カ国で翻訳、出版されている。

「2013年 『女子の遺伝子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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