- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167667054
感想・レビュー・書評
-
とても穏やかな気持ちになれる本でした。チエちゃんと私の作り上げる、穏やかで静かな家で暮らしてみたくなる。40代の語り手というのはよしもとさん作品では珍しい気がしました。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ひさしぶりのよしもとばなな。
よしもとばななの作品は、
だんだんと大人の恋の話が増えてきたように感じる。
それもちょっと今回はロマンチックな。
私の中でTUGUMIが彼女の作品では一番だし、
彼女は子供心の描写がピカイチだと思ってる。
でも、
こうやって読んだ後に少し淡い悲しさみたいなのを抱ける
最近の大人の恋の作品もけっこう好き。
江國香織のような毒は全くない。
相変わらず不思議な登場人物のお話です。 -
よしもとばなな作品には共通のにおいがあります。
そのため、ばなな作品に興味がない人にとっては、
どれもこれも同じような作品に見えるのではないかと
思ってしまう時があります。
でも、ばなな作品に魅力を感じる人にとっては、
その共通のにおいから覗く独特さがたまらない。
今回の作品もそんなお話です。
主人公が中年女性となっているのが、
なんだか衝撃的でした。
きっと10代の時にこの本に出会ってたとしても、
まったく面白くなかったんじゃないかな。
私もばななさんと一緒に歳を重ねているんだなぁと
実感した1冊でした。 -
チエちゃんとカオリちゃんの間に流れる空気がすきです。
-
わりと普通めなかんじ
-
ライトもすぐに消した。
-
k_101: よしもとさんらしい一冊だと思う。よかったわ。
-
疲れているときにすいすい読んだ感じなので、特別印象に残っている
部分はない、かな。
でもよかった。
もう少し、時間が取れているときに読み直そう。