- Amazon.co.jp ・本 (487ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167763039
感想・レビュー・書評
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新しいことば
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行動描写や心理描写が細かいくて話が長いが、話は面白い。物語の展開どおり勢いよく読みたいが、内容が細かくしっかり読まないとわかりにくいところもあり、どうするか悩むところだが、とりあえず、展開に合わせて勢いよく読み飛ばして、あとでじっくり読み直すことにした。
地の利が無いので、距離感や位置関係が特に頭に入りにくかった。これも後で地図にて確認する。 -
4
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面白かった
バトルエンターテイメントストーリー
福井ワールド全開の物語
いつものとおりダイスが出てきます。
いよいよ下巻です。
下巻では臨海副都心が戦場になります。
すごい描写です。
そしてそこでやろうとしていることがすごい!副都心を丸ごと消滅させるオペレーションです。
それを阻止すべく、丹原、その上司の羽住、並河、が活躍します。
戦闘シーン満載で武器の名前や性能はさっぱり理解できませんが、その世界観、迫力、臨場感は十分伝わってきました。
そして、終焉に向けて話が進みます。
いわゆる勧善懲悪であれば、悪者はみな死んでいってハッピーエンドですが、そこには単純に白黒つけらえる世界ではなく、テロ側にもストーリがあります。
さらには昔の仲間というところが効いています!
そして最後の最後で丹原と一功の死闘、そして終焉。
ここで終わりかと思いきや、主人公丹原に届く一通のメール。
泣かせます!
なんでメールが届くんだぁっていうのはちょっとおいておいて(笑)
そして最後のエンディングが心地よいです。
映像で見てみたい。
映画化してくれないかしら?
福井さんの小説はいくつか映画化されていますが、さすがにここまで規模が大きいのは映像化は難しいかも..
ってなわけで、非常に読みづらくて、読むのに時間がかかりましたが、とても楽しく読み通すことができました。
満足!! -
羽住さんがかっこよくて、泣けました。
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長かった。福井晴敏の作品は長いのがわかってはいるけど、ローレライとか、あんまり気にならなかった。これはちょっとイマイチだったかな。他の作品に比べて、おっさんもあまり魅力がないし。
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お台場を舞台にテログループとの戦いが始まった。浅間山荘などとは比較にならない規模での破壊がお台場という人工の島の持つ先進性を逆手にとって進行していく。思想スリラーとも言われた本書もここに来てやっと娯楽小説としての本道に回帰した感があり、読み手としてホットする。何処までも計算されたような振る舞いをする敵役にリアリティはないが、日本を舞台にしたテロが起こらないと思っている多くの日本人には筆者の狙いどうりに提起されるものがあったのではないだろうか。
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1310 福井劇場もいよいよ閉幕。最後の最後まで相変わらずの福井節炸裂でした!個人的にはたまーに読むくらいが丁度いいかな。