- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167838614
感想・レビュー・書評
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動物園シリーズ第二弾。今回も魅力的なキャラクターの活躍が楽しい。特に変人服部君の言動がツボにはまってしかたない……。
マラソンコースに突如として現れたダチョウ事件を皮切りに起こる、さまざまな事件。鴇先生の過去が明らかになったりする中で、次々襲い来る危機。いったいどう繋がるのかと思いきや……意外なところで判明するとんでもない悪事。実際にありそうで怖い、かも。ないと信じたいです。 -
動物園シリーズ第二弾。
県民マラソン大会のコースをなぜかダチョウが走ってきたり、突然ストーカーに拉致されたり、一作目よりも事件らしい事件が起きる。
一作目では脇役だった動物園の獣医が話の中心。
彼女の過去も明らかになり、だんだん動物園の職員のキャラが際立ってきて面白い。
結構怖い内容のはずなのに、コミカルなやり取りが多くてすぐに読み進められる。
題名が面白い。 -
服部君、絶好調。ディオゲネスも素敵です。緊迫した場面のはずなのに、ちょっと和んでしまいましたが大好きです。
あまり感情を見せないキャラクターが多いので、桃くんのような方が眩しく見えます。
悪事を働くのに罪悪感を持たない人って相当タチが悪そう。あそこまでやっておいて「責任はない」なんてよく言えたものだ。
が、その不快な気持ちもあとがきを楽しむと随分おさまりました。 -
2013/08/07
復路 -
鴇先生がすべてを持っていったような気もするが、桃くんは相変わらず誰が好きなのか不明。なんでもさん付けの人は現実にいたらイラッとするかな?
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続編が出るとは思わなかったので嬉しい。相変わらず、鴇先生が魅力的!
次回があれば楽しみ。 -
『午後からはワニ日和』から何ヶ月か経ったあとの話です。
マラソン大会に乱入したダチョウを桃くん達が捕まえ、それがテレビやネットを通して有名になり、その頃から彼らの周囲で異変が起こり出します。どうやら同僚の鴇先生のストーカーの仕業のようだ、と桃くん達は調査をしていくうちに大きな事件に巻き込まれます。
一応、ミステリーらしく密室殺人が起こりますが、あまり作中で大きなウェイトを占めているわけではありません。ですが、犯人がしようとしていたことはけっこうスケールが大きく、意外性もありました。
最後に桃くんが犯人に言った言葉も良かったです。