ダチョウは軽車両に該当します (文春文庫 に 19-2)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 1022
感想 : 134
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167838614

感想・レビュー・書評

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  • はー鴇先生かっこいい。
    ただそれだけで★5です笑

  • まあ、読みやすく、動物と製薬会社という物語でサスペンスを盛り上げていて、なかなか面白かったです。
    社会派的な目を持っている人ですね。

  • 動物園という犯罪の匂いがしない場所が舞台なのに、いつもタフな事件が発生する。
    個性的な飼育員たちの活躍もさることながら、動物に関する薀蓄と、何故か妙に可愛らしいキャプションが魅力の楽しい作品です。

  • 160728読了。
    事件そのもののどんでん返しみたいなのは少ない。変態な服部くんとその犬ディオゲネスがいいね。

  • マラソン大会に突如、登場するダチョウ。
    公道でダチョウが猛ダッシュしているシーンから物語はスタート。
    相変わらずのんびりとし雰囲気の中でストーリーは進んでいくが、間延びせず、暴力団に襲われる。拉致されるなど、途中途中でシリアスさがあるのがgood!
    最後の真犯人はわかりやすかったですが、結構エグい話の中で登場するキャラクターの個性がどこか陽気なのでほのぼのとしながら読める作品。

  • タイトルが気になったので手に取ったけれど、まさかのシリーズ第2弾だった。うっかり。

    人間関係の紹介があまりなかったので、その辺りが第2弾なんだろうな、という印象はあるものの、シリーズものであることは特に気にならず、一つの作品として充分に楽しめる作品だった。

    似鳥鶏さんの作品に触れたのは初めてですが、この人の目の付け所と文章の雰囲気にはどことなく服部君感が漂っていて、とても面白いなと思った。それから、註釈が地味に面白い。

  • 鴇先生もすごいけど服部君をもっと知りたくなるストーリー。ただの変態じゃない!
    動物をものとしてしか見ない人、そういう世界もあるんだとお話自体テンポよく進む中でシリアスな内容にも気付かされます。

  • 楓ケ丘動物園シリーズの2作目。
    服部君の変態具合に拍車がかかっていた。いいぞもっとやれ。
    導入部分はコメディっぽいのに事件そのものは結構ずっしりと重くて、胸が痛みました。ラストで桃君が怒りを露わにするシーンにじんと来た。このシリーズは動物に対する優しさや愛情が感じられるところもいい。

  • 動物園ミステリー第2弾。
    登場人物が個性的で魅力あり。服部くん、変態。
    作者は鳥好きか。

  • 小さくて可愛い七森さんは、案外大胆で頼もしい!好感度大幅UP!!動物達の様子と桃さん達のやりとりに夢中になっているうちに、あれよあれよと事件が解決してしまってた。うっかりミステリーであることを忘れてしまう楽しさ?服部君は桃さんが好きすぎるっ。

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著者プロフィール

1981年千葉県生まれ。2006年『理由あって冬に出る』で第16回鮎川哲也賞に佳作入選しデビュー。「市立高校」シリーズ、「戦力外捜査官」シリーズ、「楓ヶ丘動物園」シリーズなどの人気シリーズの他に『難事件カフェ』『迫りくる自分』『きみのために青く光る』『シャーロック・ホームズの不均衡』『レジまでの推理~本屋さんの名探偵~』『101教室』『彼女の色に届くまで』『100億人のヨリコさん』『名探偵誕生』『叙述トリック短編集』『そこにいるのに』『目を見て話せない』『生まれつきの花 警視庁花人犯罪対策班』などがある。

「2023年 『育休刑事 (諸事情により育休延長中)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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