- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198630492
感想・レビュー・書評
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長年無意識に避けてた堀江さんの本。
ほぼ10年前の内容だけど自分の過去(というか経験というか)を思い出しながら、『君』を自分に置き換えながら。読むよりも考えながら聴く感覚になった。堀江さんの他の著書を読んでないが、若い人はこの本に早く出会えたらいいのではと思った。歳を重ねても思考停止したオヤジにだけにはなりたくない。そう思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
◯いいビジネスマンとは、自分の思考で情報をリサーチし、素早く行動を起こす
◯上司の評価ではなく、もっと現在の自分に危機感を持つべき。刻一刻と人生の最盛期は過ぎている
◯世の中でいうモラルが、何を自分にもたらしてくれるのか、頭で考えもせずに無条件で受容する生き方に意味はない。
◯モラルの外に出て、自分は何をしたいのか?どう生きたいのか?を、必死に考える人生の方が幸福的。
◯「面倒くさい」は、思考停止した人間の、自覚のない敗北宣言
◯人の視線で怪我をすることなんてない。人前で恥ずかしい思いをしても死ぬ訳ではない。マイナスな思考は出来る限り排除する。
◯緊張だとか、あがり症の人は、自分の能力を活かす努力をしていない。くよくよ悩む前に当たり前の準備をする。
◯本来人間には、緊張して縮こまるという本性はないはず。そうであればとっくの昔に狩の場で死んでいる。
◯今の我々に最も必要なのは情報
◯もし、他人より自分が劣っていると評価されたのならば、己の位置を確認する絶好の機会を与えられたと思うべき
◯失敗から抜け出せない、負のループが止まらないという人は、寂しさへの忍耐力が弱い。もし本気で、そこから抜け出したいと思うのならば、まず自分の孤独と真剣に向き合うべき -
今となっては当たり前となりつつある価値観だと思うけど、まだ気づいてもいない人がいるなって話。
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ホリエモンの人生相談
目次
<blockquote>25歳の君へ
(起業という選択、本当の働き盛り ほか)
28歳の君へ
(結婚と保険と、「待つ」という言い訳 ほか)
32歳の君へ
(クリエイティビティとは、人脈とスキル ほか)
35歳の君へ
(利益を生む経営、友人と包容力)
38歳の僕へ
(充実した人生の定義)
対談 「これから」を生きる君へ(福本伸行×堀江貴文)
</blockquote>
ホリエモンの人生哲学だよ。ほとんど。
あまり隠さずストレートに言葉を紡いでいるので、そのまんま読めるんじゃないだろうか。
ただ、一つだけ彼の問題をいうと、人に対してどのように接するかという点に関して、不全とも思える姿勢を示す。これは本人も気づいているが、なかなか難しいようだ。
「僕は人生において、人間関係をたびたびリセットしてきた。」
この言葉に全てがあるんじゃないだろうか。
よくも悪くも彼は今までに居なかった人だからそこにいるのだと思うが……。 -
非常に興味深い本でした。自分と考え方がこうも違う人がいるのだな。だから非常に面白かったのだと思う。
そして自分はこの本でいう何というオヤジなんだろう。植え込み教育そのものが私という人格を作り上げているのだなと感じました。結婚であったり友達であったりみんなで仲良くであったりそれがごく普通の幸せと感じてました。この本に書いているのは極端なところもありあの人だから成り立つ部分が多々あるんだと思います。ただ、変わりたいのなら何かは変化しなきゃ試さなきゃいけないなと思います。
(興味を持ったところ)
・有名人のブログを確認してものを送る
・違法行為は思った以上に蔓延している
・ただ面白いことをする
・あがり症はただの心配性だ
・自分はミスをしないという考えではなく予防策を練るのが大事
・斬新なアイデアは出尽くしている、大事なのはアイデアより実行力
・客にお客を紹介してもらう
・国家資格は政策秘書がオススメ
・才能を他人に与える人生は幸せ?
・日本に生まれただけでサイコロ6の目
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ま、いいんじゃなのかな…というのが正直な感想。堀江氏が言いたいことはよくわかるし共感できる。でも、オヤジの概念てのは人それぞれ違うだろうし、より良き方向に改善する方法もまた異なるのでは、と感じる。
何でもそうなんだけど、これは!と思うことや面白そうなことを取捨選択して、自分なりに噛み砕いて楽しんで読む…そんな感じで捉えれば良いんだろうね。
本書はサラッと読めますね。堀江氏がどういう人でどういう考えを持っているかについては非常にわかりやすいと思いました。
(過去の読書記録登録のため評価なし) -
チャレンジし続けることがオヤジ化を防ぐ チャレンジを止めた時、オヤジになる 100打売って1ヒットでいい やってないことにへ始まらない
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思考停止のオヤジになるのもいけないが
ホリエモンの主張は子供っぽい。
もう少し周りとの信頼関係を大事にしたほうが
いろいろやりやすくなるんじゃないかな。 -
思考を止めないで行こう。それがメッセージ。同感。堀江氏の個々の考えに共感するかどうかは別。
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ホリエモン37歳の時に上梓した一冊。これまで何冊も彼の本を読んで来たが、この本もやはり堀江イズムに満ち溢れた内容。ただ何というか、彼のどの本も概ね言っている内容が似たり寄ったりな感じで、それぞれの本の印象の差があまり無いことに気が付いてしまった。裏を返せば、堀江イズムが何年経っても終始一貫ブレる事のないことの証明でもある。一方で極端な合理主義者であると共に傲慢な態度が目立つため、同意しかねる内容も散見されるのは致し方なし。とはいえ、経済的な勝者の思考回路を知る上ではとても有用な一冊。