君がオヤジになる前に

著者 :
  • 徳間書店
3.59
  • (169)
  • (501)
  • (426)
  • (87)
  • (19)
本棚登録 : 3125
感想 : 457
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198630492

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 想像通りの人でした。自分はそう簡単に家族とか切り捨てられないけど、言ってることは全て納得できる。あまりここまで自分中心に話せる人もいないからスカッとします。嫌いな人は読んでもより嫌いになるだけかも(2016.8)

  • 2016/7/2 No.16

  • 悪いことをして逮捕された元ライブドア社長という肩書きや、ホリエモンという偶像に近いネーミングが適切だとか、一番妥当だとかは思わないが、言わずと知れた実業家、堀江貴文さんが、オヤジ化する若者から中年にむけて書いた啓発本。

    本書では、25歳、28歳、32歳、35歳、38歳と年齢別の君へ向かって、その年代で考えていそうなネガティブな思いや、器の小さな思い、世の中の常識や風習と言われるものに縛られず、もっと自分で考えて、今いるところに満足せずにもっと高みを目指せと訴えている。

    多くの人は、ここでいいやと満足した瞬間に思考することを止めてしまい、オヤジ化への道を歩んでしまう。
    そんな人生を、登るべき高い山の麓付近でキャンプしながら、頂をボーッと見上げて過ごすことに例えている。

    堀江さんは、その登るべき高い山を脇目もふらずに登るためには、家族や仲間は必要ないと切り捨てる。

    成功者の本は、家族や仲間に感謝することを勧めるものが多数を占める中、堂々と正反対の持論を展開するところが、世間にも、常識とされるものにも、誰にも媚びず、堀江貴文個人のセンスや才能、努力によって結果を残してきた、こだわりや信念の強さを感じた。

    堀江さんの考え方や一般的なイメージには賛否両論あるだろうが、それでこそ味のある人間なんだと思う。
    無味無臭のヒトが多いなか、一味も二味も、一癖も二癖もある人間の考え方は、惹き付けられるし面白く魅力的だと思った。

  • 本書は今から10年前に書かれたものだが、現在の著者の本と比較しても相変わらずぶれることなく内容も古びていない。
    アイディアと思考を繰り返し行動に移すことの重要性、特に「面倒くさい」は思考を停止した人の自覚のない敗北宣言というのは衝撃だった。昔は普通にやっていたこと等が最近面倒くさく感じる事が多くなってきたがそれもオヤジ化への第一歩なのかもしれない。改めて考えさせられた。
    自分も常々感じていることだが仕事の話を電話でするのは危険というのは同感だった。忘れる可能性があるし、何より電話中は他の事が何もできないし、作業をしている時に電話がかかってくると集中力が途切れる。「他人の貴重な時間に割り込んでくる乱暴な連絡手段」というのは確かにその通りだと思う。
    「時間」の価値を最上位に考えている自分としても改めて確認することができたのでよかった。
    働く人すべてに役に立つ良書。一読の価値ありです。

  • オヤジ化

    ツイッターで議論し続けることが自分の思考を運動させ続けることに役立つ。
    買い出しに面白いものを買ってくるとみんなに話題を提供することができる。
    職の均一化は思考の停止の序章。食べログなどのツールを活用してそれを防ぐ。
    テレビは情報量が凝縮されているものを見る。それ以外は本当に面白いと思えるものを見よう。
    上司には自分の才能をアピールするよりも、命令を完璧にやってのけるほうが信頼があがる。完璧にやってなお自分の才能を提示できるようにするとよい。自分の個性はまずは上司の指示をクリアしてからである。
    小説は情報収集という観点ではないので反対。。
    1日に1回は新しいことをするそれは食事でも、場所へ行く、何かを学ぶでもなんでも構わない。それらの記録をとろう。それが心が年寄りにならない唯一の方法。
    あがり症はただの心配性だ。自分が準備した内容を確実にクリアしていればそもそも心配をする必要はない。アドリブが強い人はただたんに、日常的にトレーニングを積んでいるだけ。
    ヒューマンエラーを前提に物事を考える。大切なことは、それらが起こりうるという前提のなかで、できる限り起こらないような仕組みを設けることが大切。
    アイデアよりもそれを実現する力のほうが大切。アイデアを絞り出して満足しているのはもったいない。
    プレゼンテーションは、そもそも情報提供が第一にくるものではない。こいつにやらせてもいい!と思わせるような安心感が重要。
    情報感度が鈍い人をさがしだして、その人にモノを売るのが最も簡単な手法。
    査定の間隔は短いほうが経営者と雇用者とのよい緊張を生み出すため良い。お互いがお互いのことを考える非常に良い機会。
    どんなことをしても大抵は命の危険はない。逆に言えば命の危険が及ばないようなもの以外は怯える必要なんてない。
    結婚しても恋愛は続けろ。いまはそれを支援するようなツールが世の中には出回っている。

  • 君がオヤジになる前に(堀江貴文)

    世の中は、常に諸行無常。万物は流転し、そこに安定を求めるからこそ、苦が生じる。

    一度独立すれば大凶が欲しい人材になれる。

    先に言っておこう。
    週末起業はオススメしない。

    中途半端な企業は得るものがない。
    今の仕事に不満を持っているのなら、完全独立をするべき。

    具体的にはお金の流れが把握できる。

    「素早く動き、提案を続ける」
    →スタートは人マネでもいい。

    自分の思考を止める危険があるから、安心は捨てるべきだということだ。
    誰かの成功を追いかけて起業するなんてくそつまないし。


    投資って、返ってきて当たり前だと思う人がある。
    でもそれは間違い、基本は返ってこないもの。

    所詮サラリーマンが考えうる最高のトップ人生は「その程度」なのだ。

    君に問う

    与えられた選択肢の中で、面白い方をとりながら突き進む人生と
    何十年後かの自分の未来予想図にビクビクしながら過ごす人生と。
    どっちが幸せなのか?

    たくしードライバー。
    どうしてこんなにも研究してないの?

    もう一度この人の車に乗りたいなって思う人が滅多にいない。

    モテル必要がないという、考え方はまずい。
    君たちが最も忌み嫌う、親父寝の一歩だ。

    始皇帝した人へのケア方法は残念ながら皆無だからだ。

    事前準備を怠らなければ、緊張しない。
    ヒューマンエラーを前提にして対処策を考える。

    プログラミングを難しく思っているが勘違いだ。
    あんなのは誰でもできる。
    ちっとも難解ではない。

    情報弱者、、、使い慣れたソフトからシフトするのが嫌だとかで興味すら示さない人

    情報を見ろ、無知でいるな。
    →無知のものは宝くじを買って大金持ちを夢見る。
    こんなお金の使い方は無知への税金だと考えた方がいい。

    無知の極み、飛び込み営業。
    →非効率すぎる

    ものを得るにはクリエイティビティが大事。

    自分のり情報感度が低い人を探して売りつければいい。
    言い方は悪いが、情報を持つ元が、持たないものにものを得る。
    これが今の時代。

    面接でやばいやつは勘でわかる。

    儲かる仕事の大前提。1)元手ゼロ、2)定期収入がある。3)在庫リスクがない。4)利益率がいい。

    長距離通勤::結局1日2時間をコツコツ捨てているのではないか?
    その時間で何がしかの自己実現に挑もうとは思わないのか?

    切り捨てるもんは全部捨てて、時間を極限まで、切り詰めて、仕事を頑張ったものだ・

    GRAYはTAKUROさんの才能がかなりの部分で効いていた。

    体のメンテナンスにお金をかけろ

    選択を迫られたら、皮膚感覚を信じろ!


    安らぎは人の思考を止める。
    思考を止めれば成長しない。
    成長しなければ歳をとるのが早くなる。

    人間関係をリセットできたから成長できた。



    自己否定をとことん繰り返せば突破できる

    素人の感性が面白いものを作り出す。
    2匹目のドジョウで成功してもたかが知れているでしょう•

    マイノリティーにかけなければ、本当の儲けにはなりません。

    どうして学校で教えない?
    成功する法則よりも成功した人間の良い部下になる教育の方が都合が良いからではないか?

    100打数1安打でも大きく人生をひっくり返す出来事が可能性としてありうるということ。

  • ホリエモンの考えをのぞける本。
    行動をすること、ネット・SNSなど使える媒体は利用するべきこと、これからの世代は世界と戦わなければならないこと。
    言われないとわからない私には、そこらへんわかって良かった。

  • 「オヤジ」=思考停止してる人間、情報弱者、保守的な常識を変えたがらない人たち・・・
     こういう人間になってはいけない!ということを25歳、28歳、32歳、35歳、38歳のリアルな悩みに応えていく形式で似たような主張が繰り返されている。
     非常に合理的で、共感できる部分も多々多々あるのだけど、感情的な部分でじゃあそうなれるかと言うとやっぱり自分の弱さが邪魔をする。不平不満ばかり言ってる友だちとは縁を切りたいと思うけど、やっぱりさみしいもの。家族が大切だなんて倫理観は刷り込みかもしれないし夢や努力の邪魔になるかもしれないけど、やっぱり家族がいるからこそ得られる精神的な安定や充足感は何物にも代えがたいんだもの。
     堀江貴文氏はきっと自己矛盾の幅が非常に少ないから楽に生きられて、それと同じくらいかそれ以上に苦しみも多いのかもしれないと思った。

  • 20代から30代に向けて書かれたホリエモンの提言書。特に情報があるものが情報がないものを制する話題には共感を持てた。

  • 突き抜ける。不安は準備が足りないからでは?堀江貴文さんの自分への問いも含みながら、一つの僕たちへの進む道を提示してくれている本です。

全457件中 61 - 70件を表示

著者プロフィール

1972年、福岡県生まれ。実業家。ロケットエンジンの開発や、スマホアプリのプロデュース、また予防医療普及協会理事として予防医療を啓蒙するなど、幅広い分野で活動中。会員制サロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」では、1,500名近い会員とともに多彩なプロジェクトを展開。『ゼロ』(ダイヤモンド社)、『多動力』(幻冬舎)、『時間革命』(朝日新聞出版)、『最大化の超習慣』(徳間書店)など著書多数。

「2023年 『(仮)2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

堀江貴文の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
デールカーネギ...
堀江 貴文
堀江 貴文
平野 敦士 カー...
ベン・メズリック
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×