ギャングスター・レッスン (徳間文庫 か 38-1)

著者 :
  • 徳間書店
3.35
  • (33)
  • (77)
  • (154)
  • (26)
  • (6)
本棚登録 : 666
感想 : 80
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198925543

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ヒート アイランドの続編です。
    一人の若者がギャングになっていく姿を描いています。

    前回のユーノス500、インプレッサに引き続き、今回はレガシーが登場します。
    これもバリバリのチューンで400馬力強。
    垣根氏は本当に車や銃が好きなのだと分ります。

    一人一人の人間味がとても面白く読めます。
    もう一冊 続編があるので、そちらも続けて読もうと思っています。

  • ヒート・アイランドの続編。

    プロフェッショナルとなるための緻密な準備から訓練までを克明に描く。

    細かい描写が多い割に、サラリと読める。

  • 面白かったです。

  • ヒートアイランドの2作目、まさにギャングスターレッスン、でもIWGPの雰囲気から抜け出してない、それにそんなに面白い話でもない、2ってより1.5って感じ

  • ヒートアイランドから1年後の話!

    元渋谷のチームのヘッド『アキ』が犯罪のプロである柿沢と桃井の下でギャングスターと成るべく修練を積む。

    予行演習に出てくるヤクザの若頭柏木と3人のやり取りが面白い。
    柏木の再登場に期待します。

    そして、早く一人前となったアキの姿を見てみたい!

    次作に胸が高鳴る!!!

  • 相変わらず面白い。

  • 「ワイルド・ソウル」に続いて読了。アキがプロの裏金強盗になるために修行する話。読みやすくて爽快! 前作「ヒートアイランド」、次作「サウダージ」も読んでみたい!

  • ヒートアイランドの続編と知らずに読んだ。
    思いのほか短かった。
    ページ的に番外編があったから、これで終わり感が結構あった。
    文章読みやすい。

  • 前作に引き続き再読。
    社会のルールから外れながらも、ある意味では更に厳しい独自のルールに従って生きるアウトロー加減が好ましい。
    リストラ請負人シリーズとは全く違う意味で魅力的な作品です。

  • ヒートアイランドの次作という位置づけやけど、全編番外編といった感じで、よくいえば読みやすく、悪くいえば軽くて繋ぎの巻といった印象。ゲームでもう何度もクリアしてる場面をポイント貯めるがためにこなしてるようなそんな読感。いきなりアキには何でもできるようになっといてもらって、後々番外編ということでこの巻読んでもよかったかも。

  • 題材はあまり好きではないが、それでもグイグイ読み進められた。
    ワイルドソウルほどの壮大さはないが、シリーズらしいのでこれからの広がりに期待。

    ただ、最後のオマケ的な話はいらなかった。

  • 今回のヤクザは、ちょっと間の抜けた人ばかり。
    前作よりユーモラスで、ほのぼのさえする、クライム・ノベル。
    今回は、アキのデビュー戦。
    次回作では、さらにレベルアップした3人組が見られるのかな? 
    おまけで主役をはっちゃう、柏木も憎めないキャラ。
    http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-6954.html

  • 垣根涼介を初めて読んだけど、なかなか面白かった。
    ヒートアイランドシリーズらしいので、これから読む予定!

    渋谷のチームを解散後、アキ(主人公)が裏金強奪のプロチーム入りする。様々な課題をクリアしていき、ギャングのプロになっていく。

  • 「ヒートアイランド」の続編といえる作品。
     前作で渋谷で暴力や、喧嘩試合の興行で金を稼いでいたアキが、そのときやりあったプロの窃盗チームに入り、裏戸籍のとりかた、銃の入手や練習などプロになるためのレッスンをしていく話。
     話の内容は別として、小説とはいえ私の生活では学べない裏のやり方を知れたのは興味深い。
     あと、車への憧れがある私には桃井がアキに車の運転やいろいろな技術について教えるくだりは好きだった。
     アキたちとやりあったヤクザの柏木のブラジルスピンオフが一体なんなんだ、という感じで意味がわからずおもしろかった。
     前作から読んだ身としてはアキの相棒だったカオルは何をやっているかをえがいたスピンオフもあったらおもしろかったなと。

  • 『サウダージ』を先に読んでしまっただけに
    最初はそのまんまやんけ。。だったけれど
    アキがかわいいのでよしとしよう。

    この後を読んでしまってても
    ちゃんと楽しめました。

  • 2012年11月

  • 渋谷のチーマー百人を率いたアキは、チーム解散後、海外放浪を経て帰国。
    犯罪プロフェッショナルへの参加を決意する。
    そんな彼を、あらゆるクライム・テクニックを修得するための過酷な試練が待ち受けていた。
    長篇ピカレスク・アクション。

  • 【読間に一言】
    垣根涼介、おもしろい。完全に“好きな作家”の一人にエントリー(笑)。
    まだ40ページ目あたりだが、十分に“引き込まれた”。このまま一気に読み進めるだろう予感あり。

    【読後】
    普通に面白く読めた。“実戦”でトラブルが発生してからは、息をもつかせぬ展開………good。

    垣根さんは、南米をこよなく愛しているのだろうな。

    ………「file」の記述………、桃井の元彼女が事故死って??
    どこかに書いてあったっけ?
    意味不明。

    誰か、知ってるひと、教えてほしい。

    ………もしよかったら、「コメント」にて教えてくれると嬉しいです。


    ★4つの、8ポイント。余分なスピンオフ(コパカバーナの………)が無かったら、9ポイントだったかな。

    2012.06.22.了。

  • 垣根涼介に初めて出会った作品。
    知人からのすすめで読んでみた。

    最初はどんな話になるのか
    たくさんの登場人物の整理ができなくて追いつかなかったが
    読み進めていくうちに、多くでてきた点と点が結びついていく。

    最後は快感。の一言。

    ここでこうつながってくるのかと思ったら鳥肌がたった。
    ここから垣根涼介にハマッたんだよなー。

  • ヒートアイランドのアキが帰ってきた!あの時の強盗たちとの約束のために。アキは強盗として華麗にデビューを飾れるのか?


    あれれ、垣根涼介ってこんな作家だったっけ?
    なんか全編あらすじ追ってるみたいな味のない文章だし、ひたすらキャラ萌えだし。

    武器とかのアンダーグラウンドな記述が細かいからなんとか硬質な雰囲気は保ててるけど、伊坂幸太郎の劣化版みたいになってしまった。

    ヒートアイランドで終わりにしとけばよかったのに・・・

全80件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

1966年長崎県生まれ。筑波大学卒業。2000年『午前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。04年『ワイルド・ソウル』で、大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞の史上初となる3冠受賞。その後も05年『君たちに明日はない』で山本周五郎賞、16年『室町無頼』で「本屋が選ぶ時代小説大賞」を受賞。その他の著書に『ヒート アイランド』『ギャングスター・レッスン』『サウダージ』『クレイジーヘヴン』『ゆりかごで眠れ』『真夏の島に咲く花は』『光秀の定理』などがある。

「2020年 『信長の原理 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

垣根涼介の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×