生きるぼくら (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (423ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198940140

感想・レビュー・書評

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  • 「自分の力を信じて、つき合う、自分自身に」ただ惰性でご飯を食べている毎日だった引きこもりの青年が、米作りを通して、食べること・生きることを学んでいく。それは他人から見たら、底辺の人生なのかもしれない。でも、彼はたしかに大事なことを学んでいる。この作品を読んで、素直に感じたことは…心が洗われるという感覚。がんばるぞ、ありがとうという温かい気持ちになった。

  • だいぶ前に、中古で買って読みました。
    主人公の成長していく姿に、心を打たれながら、夢中になって読みましたね。

    麻生人生って名前が、原田マハ先生、考えたな?って、思いました。

  • 祖母に不幸があって少したった頃、この本を読みましたが、涙が止まりませんでした。
    家族って良いな、親孝行しなきゃいけないなと身に染みました!

  • 固く閉じた自分の殻から出ることのない主人公。唯一現実社会との接点だった母は、置き手紙と今年届いた年賀状を残していなくなってしまう…

    殻から飛び出した主人公が、優しい人々の温もりの中で自分の立ち位置を築いていく姿に深く感動。こころ洗われます。

  • 時間がかかった。

    途中進まなくなって、いったん離れて、違う本読了したり、ネトフリ見たり。半年くらいかかったかも。

    最初の引きこもりからの入りは引き込まれてスルスルーと読み始めたのだけど、お米を作り始めてからは、ずーーーーーーっとまったりした感じで話が進み、引っかかるものが私には感じられなかった。

    詰め込みすぎなのかな。
    まとめると、みんな色んな問題を抱えてて、根はいい人で、協力してのりこえていく。

    何だか私には合わなかった。
    乗り越えて生きろ!って言われてる感じ。

    次のマハさんに期待。

  • 引きこもりだった人生
    マーサおばあちゃんへの懐かしい気持ちや家族や周りの人の想いがつながって、生きることの意義を見出していく。本当にこういう奇跡があれば素敵だと想う。

    • 松子さん
      おのひろさん、はじめまして。
      フォローにいいね、ありがとうございます。
      本棚覗かせて頂きました
      色々な本がありますねぇ♪
      素敵な本の情報交換...
      おのひろさん、はじめまして。
      フォローにいいね、ありがとうございます。
      本棚覗かせて頂きました
      色々な本がありますねぇ♪
      素敵な本の情報交換できたら嬉しいです
      どうぞ宜しくお願いします(^^)
      2022/07/30
    • おのひろさん
      ありがとうございます!
      こちらこそ情報交換、よろしくお願いします^ ^
      ありがとうございます!
      こちらこそ情報交換、よろしくお願いします^ ^
      2022/07/30
  • 生きる力が信じられるお話。
    人生前向かなきゃ!マハさん節全開です、人生諦めちゃいけない、再生と復活のお話、元気のでる本です。

    引きこもりの「人生」が突きつけられた決断、最後の糸は母の残していった年賀状。
    人生は、人との関わりを思い出してゆく。

    つぼみとの出会いが、父の抱えてきた真実を人生に伝えます、そして人生のために残してくれたメッセージが、赦しと母への想いにつながります。
    お米の力を信じて見たくなりました。
    うまいご飯と酸っぱい梅干が食べたくなります(笑)
    #生きる僕ら
    #原田マハ
    #原田マハワールド
    #読書好きな人と繋がりたい
    #読書記録
    #読書好き
    #読書倶楽部

  • 設定や表現が、マンガ的というか、わざと軽いノリで書かれたのか、少し残念に思いながら読んだ。
    けれど、最後に至る部分は、なかなか感動的で、読後感は良かった。蓼科での筆者自身の経験による部分も大きいのかな。

  • 原田マハさん・・・好きだわ~

    米作りうんぬんに余り興味は湧かなかったけど
    ひきこもり→田舎→お年寄り→人の温もり。

    という、お決まりの感動設定だけど
    やっぱり感動したわ!

    麻生人生君と、お母さんの最後は
    やっぱりやっぱり・・・うるっと来ました。

    この手の本を読むと田舎っていいわ~
    自然ていいわ~
    食は大切よね!!
    人と人の繋がりを大事にしよう。

    頑張って生きるんだ!!

    ・・・て、思うんだけど
    現実は、なかなかね( ̄▽ ̄;)

  • 24歳の麻生人生はひきこもり中。
    父と離婚後、母は一人で仕事を掛け持ちしながら、人生を支えていた。
    ある日、突然、母が家を出た。
    テーブルの上には父方の祖母からの年賀状が一枚。
    そこには「もう一度会えますように。私の命が、あるうちに」と書かれていた。
    人生は蓼科の祖母の元へ。
    そこには人生の人生(ややこしい

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立。フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年『カフーを待ちわびて』で、「日本ラブストーリー大賞」を受賞し、小説家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で、「山本周五郎賞」を受賞。17年『リーチ先生』で、「新田次郎文学賞」を受賞する。その他著書に、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『常設展示室』『リボルバー』『黒い絵』等がある。

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