恋愛前夜 (キャラ文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 628
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199006432

感想・レビュー・書評

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  • 一途攻めが好きだけど…諦めなければならない状況で攻めが他の人に情が移って付き合うことになってしまう、という受けにとっては非常に切ない設定ならこの本は上質だと思うので★5つ。
    漫画家志望の攻めが本命の受けを諦めて、上京した先で付き合うことになったのは、ちょっと天の邪鬼だけど憎めない人気漫画家。ほんと憎めないから、余計切ないし、攻めのバカ野郎ー!ってなる。でもやっぱり本命の受けも潔くて攻めの一番の理解者なので、最終的には当て馬でいてもらわなくては(ひどい)
    やっぱコメディ色強いほうが、凪良センセ好きかも。

  • なにが劇的な出来事が起こるわけでもなく、幼馴染が結ばれるまでが描かれてるのだけど、この「普通」がすごく好きです。
    読後感も良い。
    ヤコ先生が幸せになるその後がぜひ読みたいです。

  • ものすごくセンチメンタル。季節の描写がまるで映像作品を観ているかのよう。秒速5センチメートルを思い出した。山崎まさよしのone more chance one more timeがテーマにぴったりw 凪良さんは余韻を残す書き方が本当に巧み。

  • 人によっては地雷踏む話かも?と思いました…が、話の展開が上手くて面白かったし萌えました。
    ヤコ先生が幸せになりますように!

  • どこまですれ違っちゃうんだと、ハラハラしながら読んだ。
    二部のナツメの悩みに同調してしまって本当に涙ダラダラでしたよ。 

    ところでトキオが去ってから卒業までの時間、ナツメはどんな風に学校で過ごしたんだろう・・・ちょっと気になります。

  • 大好きな作家さん、凪良ゆう先生と、これまた大大大好きな絵描きさん、穂波ゆきね先生!
    もうこれだけで★★★★★!というくらい、とってもうれしいタッグでした。

    幼馴染のナツメとトキオ。
    トキオの気持ちにナツメが応えようとするんだけど、トキオは誤解してしまって離れ離れに。
    上京してしまったトキオを追いかけるナツメの気持ちというかトキオに会いに行く行動とか、すごく感情移入してしまう。
    ヤコ先生に接するナツメの素直さというかやさしさを見てると、ナツメって本当にいいな、いい子だなって思う。
    ナツメに接するトキオの行動も分かるし、ヤコ先生のいらだちも分かるだけに思わずのめりこんで読んじゃう。

    とにかく、穂波先生の挿絵がホント、いい!
    トキオかっこいい!
    もう穂波先生の挿絵はお話の世界やキャラを何倍にも素敵にしてくれます。
    大好きな凪良先生と穂波先生のタッグ、文句なしの★5つです!

  • 終始泣きっぱなしでした。切なくて切なくて

  • 凪良先生の作品を初めて読みました。
    幼馴染2人のお話です。2部構成で、前半はトキオ(攻め)の気持ちが、後半はナツメ(受け)の好きという気持ちが溢れていて、キャラクターの心情がすごくよく分かり、読みやすかったです。
    途中から早く続きが読みたくて一気に読みました。
    濡れ場は少ないです。もう少し…ッと思っちゃいました^^
    ですが、その分2人の気持ちが色んな場面で現れます。
    また、メインではないキャラクターも欠かせないのかな?と思いました。

  • なんか、読んでいてモヤモヤした。前半のお話は後半に期待を持たせる感じが良かったけど、後半が。。せっかく強烈個性のキャラを出したのに生かしきれていない気がして(あの空回りぷりがいい?)年上設定にしたのに、もったいなかった気がした(- -)

  • 切なくてもどかしい恋愛がお好きな方に、ぜひ読んで欲しい一冊っです。(エロアリ★★★)

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著者プロフィール

1973年生まれ、京都市在住。2007年、BLジャンルの初著書が刊行され、デビュー。17年『神さまのビオトープ』を刊行し、高い支持を得る。19年『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で「本屋大賞」を受賞する。同作は、22年に実写映画化された。20年『滅びの前のシャングリラ』で、2年連続「本屋大賞」ノミネート。22年『汝、星のごとく』で、第168回「直木賞」候補、「2022王様のブランチBOOK大賞」「キノベス!2023」第1位に選ばれ、話題を呼ぶ。翌年、同作の続編にあたる『星を編む』を刊行した。

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