死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々(1)(少年チャンピオン・コミックス・タップ! )

著者 :
  • 秋田書店
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本棚登録 : 588
感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (146ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253130691

感想・レビュー・書評

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  • 空灰をさらに濃く、カオスにした話が勢ぞろい。
    1回読んで?な話も2回目読んでみたら、色んな意味で味がある。
    空灰や男子高校生の日常を読み返したくなった。

  • 秋田書店のサイトでバックナンバーの一部が立ち読み可能。タイトルのわりにはゆるいシュールなギャグ。
    かと思いきや歪んだエロや思春期の痛々しい心理描写などもあるらしい。ので読んでみたい。

  • 歯車が噛み合わないもどかしさが心地好くもあったり、死にたくもあったり。トラウマになりそうなやつを味わえた。

  • 以前、ここで未知庵先生の『未知庵の三時のお水』を紹介し、絶賛させてもらった
    その時は、あまりにもカオスな内容っぷりに、「もしかして、この先生は阿部共実先生を超えるモノを持っているのでは・・・」と期待半分恐怖半分の印象を抱いた
    しかしだ、この『死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々』をいざ読んだら、未知庵先生には申し訳ないが、それは勘違いでしかなかった、と思い知らされた・・・いや、ある意味、未知庵先生は一線をまだ越えてないのだから、喜んでいるのかもしれない
    下手に断定は出来ないが、恐らく、この漫画のインパクトあるタイトルは最多文字数だろう
    しかし、正直、本編で味あわされた、吐き気を催すほどの混沌の衝撃を伝えるには、この長さですら不足だ
    半分は阿部先生らしいブラックなコミカルさがあるが、もう半分は笑える内容ではないどころか、結構、精神的に凹まされるから、「面白い」とは言えないけれど、『空が灰色だから』や“このマンガがすごい!”のオンナ編で第一位を獲得した『ちーちゃんはちょっと足りない』に匹敵する、心に深々と突き刺さる凶悪な鋭さを持っている漫画である事は力強く言い切れる
    印象に残らない話が一つもないので、お勧めを絞るのは難しいが、今、これを書いている時の気分で選ぶと、第6話の『それがだよ』
    この台詞を引用に選んだのは、しみじみと「恋する女の子って生き物は強ぇなぁ」と思い知らされたから
    そして、この作品に限った感想じゃないが、阿部先生の漫画は一日でも早く、アニメ化すべきだ

  • アホな話もたまにはあるのだけれど、バッドトリップってこんなやつなのかもしれないと思うほど救いようのない話も散りばめられる。『空が灰色だから』の系譜を継ぎながら、訳のわからない、オチもつかず気まずい救いようのない状態が続いたまま終わる。非常に後味の悪い終わり方をする作品の割合が増えた。調子の悪い時にとことんダメージを喰らうのにはおすすめ。もやもやは別方向で晴れると思う。でもそれが良い。

  • 「空が灰色だから」をさらに痛くした感じ。
    心が抉れられたわ。

  • ざわざわして楽しい。
    裏切られるまさかの展開にわくわく。

  • 灰色に比べて絵柄の向上、安定よ。

    一旦拭く回の、キラキラ演出がすごい。
    あれがあるだけで、なぜか映画みたいだった。

    お願いだから死んでくれ回は、前日譚をラストに持ってくるところが、手腕だよな。

    カレー回はがっかり。

    お前だよ回は、こういうのがあるから阿部さんにだまされてしまうんだよな、と思った。

    第1話の降霊モノは、まさにこの作品の第1話にふさわしい。
    煽るだけ煽っといてこのオチ!

    男鹿と女楽の回がいちばんこわかったかもなあ。
    双方いかれてる。

  • 実質「空が灰色だから」の6巻。今回も心がざわつく。

  • 1/9

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