ブラック・ジャック創作(秘)話~手塚治虫の仕事場から~ (2) (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)
- 秋田書店 (2013年1月8日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (110ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253132404
感想・レビュー・書評
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いい資料、漫画としては評価しません
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持っている熱量が、人とは全然違う人。
恨んでいる人も、あこがれている人も、なんであれ近くにいる人を無理矢理巻き込んでいくむちゃくちゃなパワーのある人。
それが、手塚 治虫。
もしかしたら、手塚 治虫というのは、人の名前ではなくて、その熱量そのものなのかも。
布団に入って、内緒で原稿描きとか……。
存在そのものが、もう伝説。 -
手塚治虫先生を囲む漫画家が、漫画をあまり知らない私でさえも知っているような大御所ばかり。この漫画がドラマ化されるにあたり、この辺がどのように演出されるのか、誰が偉大な漫画家たちを演じるのかとても楽しみ。
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周りへの理不尽なわがまま、それが良い想い出になってしまうというのが天才の熱量なんだろうなぁ。とんでもない想い出を楽しく語っている雰囲気がひしひしと伝わってきて、手塚治虫の漫画を好きな人は絶対に読むべしとお勧め出来る漫画ですね。漫画家として成功したというだけでなく、幾度となく挫折も繰り返しているというのが、ホント凄い人です。
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手塚はやっぱり化け物
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2巻目にして既にブラックジャックとの関わりが薄くなって、タイトルとしてどうなのかな?という気もするけど、何しろ「○○がないと描けないんです!」のエピソードが面白すぎるので小さな問題のように思えますw
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BJの創作秘話というよりは、手塚治虫の人物伝。絵はあまりうまくない。
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こないだの続き。錚々たるメンバーがアシスタントに居る!
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このシリーズの第1巻をすでに読んでいたことをすっかり忘れていた。自分のレビューを見てびっくり。なんと2年も間があいたんだな。
さて第2巻は、アニメの話がメインになっている。虫プロをめぐるゴタゴタは当時けっこう話題になっていたような気がする。ご本人がなくなってしまえばすべては懐古談になってしまうから、なんとなくいい話のように見えるけれども、当時は今のブラック企業叩きもかくやと思われるほど非難されたものだった。
しかし、それもこれも、すべては手塚治虫の完全主義が生み出したものだった。どこまでも作品のクオリティを追求していけばどうしたってそうなってしまう。そこに「オトナの計算」が入らないのが手塚治虫だったのだろう。
ほんとうに、マンガが、アニメが好きな人だったのだなあと改めて思った。