- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784267020001
作品紹介・あらすじ
豪商三井家から17歳で大坂の両替商・加島屋に嫁いだ浅子は、家運が傾くと持ち前の商才を発揮、「九転十起」の精神で難局を切り開き、大坂随一の実業家として大成する。晩年は女子教育にも力を注ぎ、日本初の女子大学開設に奔走。歴史に埋もれてきた不世出の女性実業家の生涯を、初めて世に紹介した名作が、待望の文庫化。
感想・レビュー・書評
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文句無しで面白かったです。
幕末から大正までの激動の時代を生きています。
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幕末から明治、大正という激動の時代に「九転十起」の精神で様々な苦難を乗り越え実業家として、女性の社会進出の先駆けとなった広岡浅子さんの生涯を描いた作品。
男女関係なく、浅子さんの気持ちの良い性格に惹かれてしまうのは私だけではないでしょう。
ドラマの原作にもなったみたいですね。
オススメです♪ -
朝の連続テレビ小説で放映中の原案となった小説。
広岡浅子の生涯を描いています。
まだまだ女性の地位が確立していなかった時代にこんなにも激しく、心情を貫いた生き方をした女性がいたのか…、と感動しました。
自身のこと、商売のことだけでなく、その時代のこと、後の女性たちのことにまで目を向ける、広い視野を持ち、行動に移した女性。
毎日の~んびりと過ごすことに幸せを感じている私に、ちょっと”喝”を入れられた感があります(笑)-
こんばんは(^-^)/
私も久しぶりに朝ドラ見てます!
朝から元気がもらえるドラマですよね。
やはり原作とは随分違うのでしょ...こんばんは(^-^)/
私も久しぶりに朝ドラ見てます!
朝から元気がもらえるドラマですよね。
やはり原作とは随分違うのでしょうか?
ご主人と仲良しなのは実話と聞いたのですが、ふたりはずっと仲良しでいられるのかな(*^^*)♪
私ものんびり過ごしすぎているので、あさに喝を入れてもらわねば!
でも、のんびりって幸せですよね〜♪2015/12/05 -
けいたんさん、こんにちは~♪
このドラマ、視聴率、高いそうですね。
ほんと朝から元気がもらえますよね^^
原作でも浅子夫婦はと...けいたんさん、こんにちは~♪
このドラマ、視聴率、高いそうですね。
ほんと朝から元気がもらえますよね^^
原作でも浅子夫婦はとても仲が良いのですが、もう少しお家の事情(?)というか、浅子が仕事に力を注ぎたいという事情がありまして…
実際の浅子にはもっともっと困難なことが多かったようで…
おっと、ネタバレになってしまいますね~(笑)2015/12/10
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#あさが来た のモト本。
広岡浅子、三井のお嬢さまで、商才と胆力に恵まれ、その力を存分にふるって婚家を立て直すばかりでなく、何倍にも事業拡大して大成功をおさめた実業家。
その人脈は、大成功した三井の後ろ盾もあって、政財界に大きくひろがり、女子教育への献身にもつながっていく。
夫の信五郎とは円満だが、当時の社会通念に従って 自分の女中に彼の世話もさせ子も産ませる。
まぁ、合理的である。
欧米の高給取りの共働き家庭が、住み込みナニーを高額で(あるいは税金で)雇うのと似ている。
そういう時代だったのだ。
もし、こういうやり方が当たり前に残っていれば、 IMF女史に日本の女性は遅れているなんてことを言われずに済んだか?
そして、これは朝ドラではなく大河のネタだ。
前に女医をとりあげてコケたシーズンがあったそうだが、広岡浅子であれば政財界とのつながりもあるので掘りやすかろう。
でも、大河がとりあげる女性は”奥を支える”人物だ。
それは日本の社会通念の反映であると同時に、そのように世の中をあらしめようとする考えの表層化でもある。
作品としては面白くない。
名手による文章であれば、出版から20年も待つ事なく浅子は著名な人物になっていたであろう。
だが、彼女を発見し歳月をかけて調べ上げた眼力と粘りに敬服する。 -
朝ドラの原作ということで知った作品でした。大同生命を作った人のドラマらしいといことで、ほとんどドラマも見ていなかったため、どんな人かと読んでみたら、想像以上にすごい人生だった女性の話でした。
こんなに広い視野をもって、先を読んで、世の中のためになることをと考えながら、日本が近代化していく時代の中を生きたのは、本当にすごいと思いました。
幕末~明治、大正と日本が経済的に大きく変わっていく様子が、主人公が次々と進めていく事業を通してよくわかります。ただ、もう少し主人公の広岡浅子さんの目に映る日本の様子や大阪の経済事情、起業者にとって大切な、人とのつながり、相手との信用を詳しく描写してほしいという欲が出てしまいました。 -
小説というより、教科書の説明のような本だった。
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朝ドラで興味を持って読んでみた。
ドラマより数段男前の浅子が卓越した行動力を発揮して事業を繁栄させていく様子が胸をすくようで気持ち良い。そして単に事業に才覚があるだけでなく、浅子自身の人柄も大変魅力的。
私の知っている活躍した女性の中で、スケールが一番大きいのではないかと思う。 -
朝の連ドラ「あさが来た」のネタ本。
とにかく元気でパワフル。
止まることを知らない。
動き出したら止まらない。
多くの人を巻き込み、引っ張り、突き進む。
とにかく商売への熱意と加島屋を守ることへの執着、そして延いては経済界を動かしや女子教育の礎を築いたことに驚きと尊敬の念を抱く。
三井家の出身で豪商加島屋に嫁いだことから環境と人脈に恵まれたとは思わずにはいられないものの、本書を読み進めるに従い出生に恵まれただけではないことは自明である。
是非経営や起業を志す方々には読んでいただきたいと思う。
とはいうものの読み物としては淡々と事象が進み面白みに欠けた。 -
NHK朝ドラ「あさが来た」の原案本。広岡浅子はまさに不死鳥、「九転十起」。ピンチをチャンスに変えてしまう。自分だけのことを考えるのではなく、利益を社会にどう還元していくか等、学ぶべき点が多数。登場人物・団体が聞き知っているものばかりで、元々持っていた人脈を広げていく力もすごいな。諦めちゃだめなんだ。/小説を謳っているけど、あまり小説らしさはない。彼女の伝記を読んでいるかのようだった。
この作品、最初よくわからないままAmazon様にオススメされて読んだのですが、文句なしに面白いですよね!
ま...
この作品、最初よくわからないままAmazon様にオススメされて読んだのですが、文句なしに面白いですよね!
まだまだ知らなかったけど、面白い本がたくさんあると実感した作品でした♪
この時代の作品は、とても興味深いですし、理解が深まります^_^
この時代の作品は、とても興味深いですし、理解が深まります^_^