- Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309016849
感想・レビュー・書評
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映画のイメージが強すぎた、払拭しきれず。女優さんが可愛すぎたなー。ほんとに惚れたら見た目や年齢なんて後からついてくるもの。好きになるのに理由なんてない。こんな素敵な恋がしたいなあ。女目線なので、ゆりちゃんがひどい女でも、素敵だなあって思った。
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山崎ナオコーラ初。
文学賞を取ったと聞いていたし映画かもされてたからどうかな?
というところで、ためしに。
うーん・・・
わるくはないけれど、どうなのかな。
流れもぶつぶつ切れるし、やや突拍子も無い記述もあり、
寸断される流れに何だか興ざめ。
2作目に行きたいとは思えず・・・
西加奈子に移ろうかな。 -
さらっと読めるからさらっと読みたいときに読めばいいね。男の人がボタボタ泣くっていいなあ。
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勝手に怖い感じの本だと思っていたけど、真逆だった。若々しい恋愛が男性目線でけっこう淡々と描かれていく。主人公だけじゃなくて作者も若い。表題作よりも、「虫歯と優しさ」のほうが登場人物好きだなあ。
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最初に読んで、「サラッとした」や「読むのが楽」と思っていたが、
徐々にそれは「浅い」や「単純」に変わった
たまに、「なんでこのことを入れる必要があったの?」と思うところできたり(ペニスのウィスキーのけん)
全体的に、小説として物足りない…成り立たない、私の中で -
タイトルから想像するとどんなに激しい物語かと思ったら意外にあっさりしていた。39歳人妻と19歳学生の恋愛物語。読み終えた後、お互いにどこに引かれあっていたのだろう…と、なんだか消化しきれない1冊だった。
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2012/5/24 読了
誰にも共感出来なかったし、イライラしてしまった… -
恋と日常。
日常の切り取られたワンシーンを眺めるようなストーリー。
靴下とか年越しの鍋とか、ひとつひとつのエピソードに胸の奥がぎゅーーってなる。
映画と比べると、映画の方が恋の色が強い。こちらの方が日常寄り。
大きく揺さぶってはこないけど、その分、心をぎゅーーーって掴んでくるのは小説かな。 -
透明感
、なのかな。
ふわふわ と 淡いかんじ。
クリーンで 軽やかで 飄々としている。
不思議な温度で書く方だな、という印象。
「音」が少なくて
その分「景色」があふれてる。
温度と、理解と、正直なセックス。
一定の静かなリズムで 力の抜けた言葉が並んでいるのだけれど
たまにひどく、焼きつく。
不思議な語感がありました。
読み心地は悪くない。
この人、たぶん男も女も混ざってるんだ。
解説を読みながらぼんやりと気付きました。