浮世でランチ

  • 河出書房新社
3.18
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309017785

感想・レビュー・書評

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  • 勤めていた会社を辞めて東南アジアに旅行に行くOL丸山君枝を,
    その子供時代と交互に描く。

    ところどころで共感を抱くこともあるが,
    特にどうなるわけでもない。

  • ナオコーラさんの描く人との関わり方、こう関わりたいなって思ってる登場人物の欲求がものすごくかわいい。

    でも主人公が身近にいたらちょっと嫌いなタイプの女の子だったので☆4で。

  • 主人公の言うこと考えることが いちいち私がたまに思うことと
    似てて大層ビビった。
    予想は ことごとく裏切られました、良い意味で。
    情景描写が好き。思い浮かべやすい。

  • 他人とランチをとるのがニガテ、コンビニで買ったお弁当を公園で食べる丸山。いいじゃない、他人と一緒じゃなくても。
    あたしも外食とか得意ではないしわかるよ、その気持ち。
    自分に正直に心地良く暮らすのが1番。
    そんな中でわかってくれる(自分にあう)人もちゃんと出てくるもんだよ。

  • 早く大人になりたくて、
    でもいざ憧れの「大人」になってみると
    現実そんなに甘くない〜

    悩む悩む。気にしないフリ、しても悩む。

    いつでもどの時代も何かに頼りたくなる逃げ出したくなる。
    でも身近にいるんだよなー
    遠くを見なくとも、実は助けられてる。

    そんなことに気づかせてくれる一冊。

  • 不思議な、
    でもなんだかわかる。

    人と関わるのが苦手な君枝。

    あたしもだー、思う。

  • 文体もメッセージのあるところも好きだ。
    同年代だからか、言葉がスッと入ってくる。
    片目をつぶっても暗闇が見えない。など、所々ドキリとさせられる。

  • タイトル・装丁・犬井の喋り方がすき。自分探しの旅、いいなぁ。

  • なんとも表現しがたい話だ。ただ、漠然と好きな話。最後、犬井には会えなかったのかな。

  • OLの君代が東南アジアへ逃亡。
    中学時代の友達たちの記憶とともに彼女の自分探し的な感じだろうか。
    本筋とは違うけど一人でお昼食べるのは共感した。
    あとマイノリティぶるってのはギクッとした。
    あんたに私の何が分かるってのはよく思うからいかんなあと思った。でも今の自分を支えてるしなあ。

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著者プロフィール

1978年生まれ。「人のセックスを笑うな」で2004年にデビュー。著書に『カツラ美容室別室』(河出書房新社)、『論理と感性は相反しない』(講談社)、『長い終わりが始まる』(講談社)、『この世は二人組ではできあがらない』(新潮社)、『昼田とハッコウ』(講談社)などがある。

「2019年 『ベランダ園芸で考えたこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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