- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309018409
感想・レビュー・書評
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私も高円寺に住みたい。ここの人たちの距離感が、心地いい。結構みんな、自分勝手なんだけど。だからって全く気をつかわないわけでない。苛立ったり、嫉妬したり、笑ったり泣いたり。ごちゃごちゃした感情の日々をたくさん過ごして。
私たちは所詮ひとり。だけど、私たちは、集まれるんだ。 -
高円寺での日常が淡々と綴られている。
やっぱり山崎ナオコーラの文章好きだなぁ。
「疲れる女といるよりも、アパートで牛乳を温める方がいい。」 -
ナオコーラさん、名前が似てるからか、なんか親近感。ほんわか読めるなあ。新しい図書館の新しい本なのに、「マツ」っていう消しゴムはんこみたいのが押してあった。
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桂美容室のカツラさんはカツラをかぶった美容師。これだけでも設定がおもしろすぎるのだが、そこはたいして重要ではなく、高円寺を舞台にカツラ美容室の周囲の人々の生活を淡々と描いていく。著者らしい作品だ。
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あっさりとしてるが、時の流れと共に人間関係の変化が面白い。部分的にはミキサーとか牛乳のくだりが印象に残った。スッと中に入ってきて、良い気分転換になった。
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山崎ナオコーラっぽく、愛情表現がクールで好きな作品です。
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まずまず面白かった。
この人は風景の描写がいいなぁ。
今の季節にぴったりの作品。 -
男女に友情はあるのか。この作品には作者の考えついた答えが書いてあります。物語はとても静かに進行していきます。