- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309018409
感想・レビュー・書評
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この前に読んだのが金原ひとみやったからか、
まあ、さっぱり、するー、と読んだという感じ。
他人との関わりによってしか自分というものを定義できないのではないか、というのはとても共感した。
自分の「核」をもっている人というのはどれくらいいるんやろうか。
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「疲れる女といるよりも、アパートで牛乳を温める方がいい。」
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ナオコーラさんの作品で一番好きかも。カツラに美容室別室。美容室だけでもいいのに、わざわざ別室がつく。インパクトがあるタイトルとストーリーが合致すると、ホクッとした気持ちにさせられる、そんな作品でした。
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この先こういう風になるだろうなという期待を裏切る展開。男女の友についての描写「友情というのは、親密感とやきもちとエロと依存心をミキサーにかけて作るものだ」という部分がなんだか共感する。
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唐突に始まって、一年あっという間に過ぎてしまった本でした。いつ革新的な出来事が起きるのかなんて構えることなくすぐ終わってしまった。あれれー
ほのぼのとかふわふわした作品はたくさんあると思うんですが、この作品は軸にしたい事柄の情報が欠如してて抽象的だったり、もしくは魅力的に展開できてなかったと思います。 -
全体的にあまりすきじゃなかった。
特に頭のほうは、エリと僕の感情のどちらにも
はいっていけなかった。
説明してほしいところが説明されなくて、
説明してほしくないところを説明されている感じ。
ただエリに面倒くささを感じるあたりからは面白く読めた。
そしてこの部分はすきだった。
「男女の間にも友情は湧く。湧かないと思っている人は
友情をきれいなものだと思いすぎている。
友情というのは、親密感とやきもちとエロと依存心を
ミキサーにかけて作るものだ。ドロリとしていて当然だ。
恋愛っぽさや、面倒さを乗り越えて、友情は続く。」 -
2009.11.
突き詰め方が今ひとつ足りない。 -
完全に、山崎ナオコーラさんの空気にハマってしまいました。
言葉というか文章というかすごく‘わかる’。
ベタベタな学生青春ストーリーの友情じゃないから、引き立つ。「友情というのは、親密感とやきもちとエロと依存心をミキサーにかけて作るものだ。」のくだりとか、ふいにこういう思いにせきたてられる。 -
なんだかゆっくりした小説でした。
好き嫌いが分かれるでしょうね。 -
ずっと気になってたけど、
絶対図書館のにしようと思って
発見した一冊。
なんとなくまたドロドロ系かと思いきや、
そこまで突っ込んでなくて読みやすかった。
女の子が好きじゃなかった。 -
2009/12/02