- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309272269
感想・レビュー・書評
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読書芸人カズレーザーおすすめの字のない絵本。忙しくて本を読めないので短時間の息抜きに、なんて思ったらとんでもなかったです。ページによっては1ページに何コマもある一つ一つの絵にくぎ付けになり、結果2時間ほどどっぷり世界に浸ってしまいました。この絵だけの世界にいろいろと考えさせられ、本当にたくさんの感情が詰まっていて揺さぶられました。こんな本に出会えて、カズレーザーに感謝、そしてこういう本を人にすすめられる彼がとても好きになりました。
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ショーン・タン氏の作品をまとめしようと手始めに手にとったのが本書.アニメーションと絵本とSciFiとノベルを融合した独自の圧倒的な表現でかっこよすぎなので,最近マンガとくにコロコロコミックにハマってる小二にも読ませてみたら一瞬で読んだと返しにきた(読んでへんやろ).
他の作品もぜひ読んでみたい. -
11.12.9
アサイチ
クリスマスプレプレゼントとして紹介されていた。 -
今話題の有料の本屋六本木「文喫」に行ってみた。税別1500円を払い中に、コーヒーは無料 、読書スペースもゆったりしてリラックスできる。通常の本屋とは異なり、本が厳選して置いてあるので、おすすめ本を見つけやすかったり、普段見ないような、芸術、写真集なんかも見たりして。
でもやっぱりコスパは悪いよなと思う。半値で近くにあればまた行くかも。居放題、リラクススペースは良い。
時間的にも普通の本は読めないので絵本を前にオススメの記事を読んだことの有った本作を読んでみる。
文字の無い絵本、どこか異世界での出来事をやさしい画風で描く。読み終わったあと、唯一の文字数「アライバル」が心に落ちる。 -
文字なし絵本!
おもしろい表現だとは思う。 -
文字の無い絵本。
で、こんな長編は初めて見た。
美しいだけではなく、摩訶不思議すぎて、理解するには手元に置いて、何度も読まなくてはいけない気がする。
移民の心情をファンタジー化したものだという。
「移民」に馴染みの無い私には、元々想像するしか無い。でも、その想像をより身近にしてくれる。 -
絵本
美術 -
漫画が小説に比べてさらっと読めるから、絵は言葉より簡潔に内容を伝えると思い込んでいた。絵は言葉よりもっと多くのメッセージを詰め込むことができる。描かれた小物、描き込まれた背景、人々の顔。何年か経ってまた読んだら新しい発見がありそうだし、違う感想を持ちそう。
文字がないから絵本としか言えないけれど、絵本という「児童向け」の括りから明らかに飛び出している。そもそも自分が、絵本は子ども向けと固定観念を持っていたんだなと気付かされた。色々な意味で観念を崩す絵本。
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たしかにこれはイイ。
ややメッセージくさいというか、そんなに移民ってバラ色かいとも言いたくなるが、そんな細かいことはさておいて前向きな気持ちが伝わる。これは絵の力かな。
キュートな動物(?)たちもよろしい。