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  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309616735

感想・レビュー・書評

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  • 著者の皆さんが「14歳の世渡り術」について、
    否定的に述べておられそういったテーマを気づいていなかった
    為かもう14歳でない私にはやや説教じみて感じられました。

    が、上野千鶴子氏の文章に最後やられました。

  • 三葛館一般 019.5||AM

    作家をはじめ、学者や女優など各分野で活躍する錚々たるメンバーがお薦めの本を紹介しています。
    人によってこんなにも選ぶ本に違いがあるのかと思うほどバラエティーに富んでいます。推理小説やマンガ、聖書などジャンルもさまざま。
    読書の幅を広げる良いきっかけとなるはずです。

    和医大OPAC →http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=64229

  • (No.12-67) 本の紹介ですが、エッセイとしても読めます。

    題名は、ほかの誰も薦めなかったとしても・・・とありますがちょっと違う気がしました。
    出版社に依頼された人は、自分以外には誰も薦めないだろう本を頑張って選んだのではないかな。

    だから普通14歳の子に薦めるような本は入っていません。そういうのはほかで探せばいいということなのでしょう。
    薦められている本はバラエティに富んでいて、興味深いです。
    でも本より興味深かったのは、その本を紹介しようとしている人の方でした。私が名前や業績を知っている人もいたし、初めて聞いた名前の人もいましたが、紹介理由にその人の人生が反映されていると感じました。

    その人らしいなと思えた本もあれば、へぇ~って感じの人も。
    紹介されていたけれど私が読んでない本を、それほど読む気にはなれなかったの。こういうのは好きだ!という本は既読だったので。
    読む本リストを作るつもりだったですが、なんとなく納得だったわ。

    一番ガツンと来たのは、ラストを飾った上野千鶴子さんの章。
    この本は「14歳の世渡り術」シリーズの一冊なのに、いきなり「世渡りなんぞ、考えないこと」と言うのですから。
    で、薦めているのが「聖書」。仏典でも古事記でもいいとも。でもとりわけ「聖書」を薦めるには理由があって、なるほど!と思いました。

    全部読まずにつまみ読みでも良いと思いますが、上野さんの章は是非読んでくださいね。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「普通14歳の子に薦めるような本は」
      そうですよね、14歳の時には思いもしない本ばかり。幾つかは読んでみようと思ったのでした。
      「普通14歳の子に薦めるような本は」
      そうですよね、14歳の時には思いもしない本ばかり。幾つかは読んでみようと思ったのでした。
      2012/09/26
    • tokiwahimeさん
      >14歳の時には思いもしない本ばかり。
      こういう本はたぶん本が好きな子が読むのでしょうから、14歳では普通手にとらない本を知ることは有意義...
      >14歳の時には思いもしない本ばかり。
      こういう本はたぶん本が好きな子が読むのでしょうから、14歳では普通手にとらない本を知ることは有意義なことでしょうね。
      2012/09/27
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「14歳では普通手にとらない本を知ることは」
      背伸びしたい時期だから、タイミングさえよければ有益でしょうね。
      まぁ背伸びし過ぎると、友人が一...
      「14歳では普通手にとらない本を知ることは」
      背伸びしたい時期だから、タイミングさえよければ有益でしょうね。
      まぁ背伸びし過ぎると、友人が一歩引いちゃうかも知れませんが、、、
      2012/10/05
  • いろんな業界の著名人30人による、「14歳」(中学生)をメインにした、比較的マイナーな本をオススメしている読書案内本。

    推薦者は知名度の高い人が多いが、「今の中学生では、興味を示さないのでは?」という本ばかりがオススメされているように思える。
    そのため、中高生よりも大人向きの1冊かな。
    なので、この本そのものの評価・意見は、大きく分かれるのではないかと。
    中学生相手に仕事している私としては、★3つの評価で。

    個人的には、金原端人推しの『神様のみなしご』(川島誠)と、辛酸なめ子推しの『珍日本紀行』(都築響一)が気になった。

  • 自分ひとりではどうしても読む本が偏ってしまうので、この状況を打開すべく読んでみました。新たな出会いがあるといいなあ。

  • 30人のそうそうたるメンバーからの本の推薦文。
    いちばん最初の角田光代さんの文章が全部良かった。ここを読めただけで、この本を手に取ってよかったなって思った。
    子どもの頃は「机の下に本を隠して読書ができるくらい、あのころは体力があったのだ」。本当に。学校から帰るときに歩きながら、授業中には机の下で。読んでたな〜。そうやって読んだ本はすごく心の中に残ってる。あれだけ毎日受けてた授業は、全然残ってないのに。
    あの体力は自分の限度やキャパシティを知らないところに依る、と角田さん。理解する力は今の方が俄然増しているのに、時間がないと後回しにしたり、好き嫌いがはっきりした分読まず嫌いが増えたり。

    「好き」に没頭する体力も、かなしいことに減ってしまうらしい。(p.12)

    角田さんの言うように、子どもの頃に夢中になった本は、人に教えてもらった本ではなくて、自分で手当り次第に本の森に分け入って、あれもこれもと片っ端から読んでみて、見つけた本ばかり。

    これは「14歳の世渡り術」シリーズの中の一冊だけど、このタイトルに惹かれてしまうのは、体力のない大人が圧倒的に多いのかもしれないな。

    気になった本
    ★「幼年期の終わり」アーサー・C・クラーク
    ★「神様のみなしご」川島誠
    ★「あめりか物語」「ふらんす物語」永井荷風
    ★「冒険者カストロ」 佐々木譲
    ★「タブーの正体!」川端幹人
    ★「珍日本紀行 東日本編/西日本編」 都築響一

    なんて、早速好き嫌いで選別。

    • なおこさん
      nyancomaruさん、コメントありがとうございます。小学生の頃のあの手当たり次第なんでも読み進んでいける体力…羨ましいです^^;
      nyancomaruさん、コメントありがとうございます。小学生の頃のあの手当たり次第なんでも読み進んでいける体力…羨ましいです^^;
      2012/10/04
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「手当たり次第なんでも読み進んでいける体力」
      そう言えば、貧乏な我が家でしたが、本だけは喜んで買って呉れたなぁ~
      「手当たり次第なんでも読み進んでいける体力」
      そう言えば、貧乏な我が家でしたが、本だけは喜んで買って呉れたなぁ~
      2012/10/09
    • なおこさん
      nyancomaruさん。素敵なお家ですね!私も絵本をたくさん買ってくれたこと、感謝しています。絵本って…高いのに。
      nyancomaruさん。素敵なお家ですね!私も絵本をたくさん買ってくれたこと、感謝しています。絵本って…高いのに。
      2012/10/16
  • 読まねばならぬ本が沢山ある!

  • じっくりと読めなかった(T_T)

  • 「14歳の世渡り術」シリーズ。推薦図書でなくても絶対にいま読んでおいてほしいと思う本を30人が紹介。対象は「中学生以上、大人まで」。自身の経験や思い出などと絡めて幅広くいろんな方向の本が紹介されていて、この本を読むだけでわくわく。

  • 雨宮処凜、新井紀子、石原千秋、上野千鶴子、大澤真幸、岡ノ谷一夫、恩田陸、角田光代、金原瑞人、貴志祐介、木田元、工藤直子、小池龍之介、佐藤優、島田裕巳、辛酸なめ子、橘木俊昭、出久根達郎、中江有里、長沼毅、野中柊、服部文祥、本田由紀、ホンマタカシ、森絵都、森達也、村上陽一郎、柳澤桂子、山崎ナオコーラ、吉田篤弘

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著者プロフィール

1975 年北海道生まれ。作家・活動家。「反貧困ネットワーク」世話人。フリーターなどを経て2000 年、『生き地獄天国』( 太田出版/ちくま文庫) でデビュー。主な著書に『生きさせろ! 難民化する若者たち』( 太田出版/ちくま文庫)、『相模原事件・裁判傍聴記 「役に立ちたい」と「障害者ヘイト」のあいだ』( 太田出版)、『コロナ禍、貧困の記録 2020 年、この国の底が抜けた』( かもがわ出版) など多数。

「2022年 『手塚マンガで学ぶ 憲法・環境・共生 全3巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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