ほかの誰も薦めなかったとしても今のうちに読んでおくべきだと思う本を紹介します。 (14歳の世渡り術)

著者 : 雨宮処凛 新井紀子 森達也 村上陽一郎 木田元 柳澤桂子 山崎ナオコーラ 吉田篤弘 上野千鶴子 大澤真幸 岡ノ谷一夫 恩田陸 中江有里 角田光代 金原瑞人 貴志祐介 工藤直子 小池龍之介 佐藤優 島田裕巳 辛酸なめ子 橘木俊詔 出久根達郎 長沼毅 石原千秋 野中柊 服部文祥 本田由紀 ホンマ・タカシ 森絵都

• 河出書房新社 (2012年5月19日発売)

感想・レビュー・書評

[山麓さんの感想 · 2024年2月4日]

“14歳におすすめする本”というテーマで様々な著名人が本を紹介していた。
自分は14歳ではないが、人がおすすめする本を読むのは好きなので気になったものは読んでみたいと思った。

[ほじゅどー（旧あお）さんの感想 · 2022年9月7日]

(副題：14歳の世渡り術)　あなたが14歳なら。「世渡り」なんぞ考えないことです。時間とともに劣化しない書物をお読みなさい。あなた以前に何万人、何百万人、何千万の人たちが読んできた書物をお読みなさい。（「論語」「歎異抄」「聖書」）人間とは何か、人間はどんなことばを必要として生きてきたのかが、はらわたにしみるようにわかるからです。それは「世渡り」とは全く別のものです。（と、一番最後に上野千鶴子がピシャリと）

[Ctenolepisma villosaさんの感想 · 2021年12月28日]

多岐にわたる分野の本が一同に。14歳、YAでなくとも、今からでも読んでみる？読み返してみる？

[hiro-9さんの感想 · 2021年8月29日]

14歳向けの読書案内。ということになっているが、「論理哲学論考」なんて本当に理解できるのだろうか。

[mysterymanboさんの感想 · 2021年4月27日]

まさに、玉石混交。すすめられた本を自分で読んでみて初めて「心底、読んでよかった」と思える本と出会える。その手間を惜しんではいけません。とはいえ、数冊困った本も紛れていますので気を付けて。

[ᑦᑋªᐢLeaさんの感想 · 2020年7月27日]

そんなに読みたいと思える本がなかった……工藤直子さんの『博物誌』(ルナール／新潮文庫)は即図書館で取り寄せてみた。

[testさんの感想 · 2020年7月5日]

・推理小説を勧めたいのは、実はそこに、ものを考えるときの方法が示されているからだ。学問を研究している時にも役立つ。

・信念ある人間は強い。逆を言えば、信念を持つことで人間は強くなれる。

・教室と食卓に私を待っている人がいることに、私は満足している。

・実は、人間は高度に発達した脳がある故に、必ずしも遺伝子の思惑通りに動くとは限らない。遺伝子による利己的な指令と、脳が生み出す愛や同情などが綱引きをしている存在…それが、我々人間なのである。

[かとのひもさんの感想 · 2020年5月19日]

図書館や本屋さんに行きたくなる本の紹介。

[dai-4さんの感想 · 2019年12月9日]

14歳シリーズだけど、成人が読んでも十分示唆に富む内容である点は、本書も相変わらず水準キープ。あとは各執筆者の意見に対する好みの部分が大きく、個人的にも、全く読書意欲を喚起しないものから、すぐにでも入手したいものまで、なかなかの十把一絡げ感だった。中でも気になったのは下記。
博物誌(ルナール)、冒険者カストロ、タブーの正体、珍日本紀行、東京漂流。
どこかのタイミングで、是非。

[たかしくんさんの感想 · 2019年5月30日]

読んでみたい本がたくさん見つかった。
聖書もよんでみたい。

著者プロフィール

1975 年北海道生まれ。作家・活動家。「反貧困ネットワーク」世話人。フリーターなどを経て2000 年、『生き地獄天国』( 太田出版／ちくま文庫) でデビュー。主な著書に『生きさせろ! 難民化する若者たち』( 太田出版／ちくま文庫)、『相模原事件・裁判傍聴記　「役に立ちたい」と「障害者ヘイト」のあいだ』( 太田出版)、『コロナ禍、貧困の記録　2020 年、この国の底が抜けた』( かもがわ出版) など多数。

「2022年 『手塚マンガで学ぶ 憲法・環境・共生　全3巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」