図説 英国の住宅 (ふくろうの本)

  • 河出書房新社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309762678

感想・レビュー・書評

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  • イギリスの不動産に対する価値観や歴史が理解できます。間取り図のようなものがもう少し多かったら良かった。写真は多いのでイメージはつかみやすいです。

  • ふむ

  • イギリスでの家と土地に対する考え方、イギリス各地の特徴的な家の説明がカラー写真と図入りで示され興味深い。3年前イギリス旅行した時、半地下の部分、くっついた街なみ、統一感のある造りなどの理由がわかった。街なみ保全の「コンサベーションエリア」の法律があるようだ。9800か所あるとか。イギリスのドラマに出てくる家の造りの理解に役だった。

    イギリスでは家と土地は一体で、家はその土地から「生えている」と表現するそう。土地だけ買って新たに家を建てる、というのはあまりないそうだ。土地がほとんど王室や大貴族、教会が持っているという事情もあるようだ。土地は所有するものではなく「利用するもの」。香港の99年所有もその考えによるとのこと。また日差しが弱いことから、南向きの窓から射す日光などというものには執着しない。都市部では裏庭が一般的で庭も部屋の一部として捉えている。



    2018.2.28初版 図書館

  • イギリスの住宅についてとてもわかりやすく書かれている。今度イギリスに行ったときには、この建物はいつ頃の時代のものなのかを分析しながら街歩きするのも楽しそう。どうやら私はジョージアン様式が好きなよう。

  • イギリスの「家」について知りたいと思ったら、この本を読めば大抵のことは理解出来てしまうのでは?イギリス人が一生で何度も家を買い替えるというのにまず驚き、壁紙も自分で塗ってしまうのも日本人の私には凄いことに感じる。

    説明だけではなくて、文学作品や映画等に出てくるイギリスの「家」が紹介されているのが特に面白い。まんまとまた読みたい作品、観たい作品が増えてしまった。

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著者プロフィール

2002年開校。美術展示やドラマ・映画の台本監修、ティールームオーナー・紅茶講師を養成。『図説英国紅茶の歴史』『図説ヴィクトリア朝の暮らし』(河出書房新社)、『名画のティータイム』(創元社)等多数。

「2023年 『図説 英国 クイーンとプリンセス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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