私なりに絶景 ニッポンわがまま観光記

著者 :
  • 廣済堂出版
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331520802

感想・レビュー・書評

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  • 久々の宮田珠己氏のユルユル旅エッセイ。著者が行きたい、見たいという、基本、大方の人はわざわさ見に行かないようなものを見に行く旅は、相方の編集者、テレメンテイコ女史との珍道中となる。のんびりしたい時に読むと、本当にのんびりしたくなるから取扱注意。あぁ、四国九州行きたい。

  • 宮田さんの国内紀行本は「よくこんなところ知ってるな」というスポットだらけなので興味深く、気になるところはGoogleで検索しながら読んでます。今作で気になったのは隠岐の摩天崖、徳島慈眼寺の穴禅定、奧祖谷のモノレールあたり。あと石仏(鹿児島の仁王)もゆるかわいかったです。

  • クセになるゆるい文体

  • 祖谷のモノレール!
    曽木の滝近くの人工物なのに超ナチュラルな分水路!!
    いいなぁ、一度行ってみたいなぁと強く強く思いました。

    旅に出ては有名な観光スポットよりもそこらへんを徘徊して変な看板とか撮りためてる自分にとっては、この旅のスタンスはただただ共感。
    なにより『私なりに絶景』というタイトルが良い言葉すぎ。

著者プロフィール

旅と散歩と石ころと変な生きものを愛し、いかに仕事をサボって楽しく過ごすかを追究している作家兼エッセイスト。その作風は、読めば仕事のやる気がゼロになると、働きたくない人たちの間で高く評価されている。主な著書は『いい感じの石ころを拾いに』(中公文庫)、『東京近郊スペクタクル散歩』(新潮社)、『アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険』(大福書林)、『明日ロト7が私を救う』(本の雑誌社)など。

「2023年 『路上のセンス・オブ・ワンダーと遥かなるそこらへんの旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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