食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334034009

感想・レビュー・書評

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  • まあ著者の「1時間で読める」という目標はクリアしている。ほんとにさささーっと読める。
    でも特に前半は、当たり前のことを繰り返しているだけで、「もうそんなのいいから早く会計の話してよ!」とちょっとイライラしたのは確か。ま、下巻に期待。

  • 著者も述べている通り、1~2時間で読める本。数字への意識向上という意味でたまに読み返すと良さそう。内容は具体例を示して非常に分かりやすく書かれているが、特に目新しい内容ではない。

  • 内容
    本書は「数字が嫌い」「数字が苦手」「数字なんて見たくもない」と思っている人に‶数字がうまく〟なってもらうことを目的としたもので、1章から4章で構成されています。第1章は、数字がうまく使われている例を挙げながら数字がうまくなるための技法を紹介しています。2章から4章は、クイズを交えながらビジネス、会計、決算書の数字がうまくなるためのことが書かれています。

    感想
    著者は公認会計士であるため、会計用語が出てきますが章末に詳しい解説があります。また、わかりやすい例えを表すため、とても分かりやすく数字の見方、使い方から会計の基礎までを少なからず学ぶことができました。数字をうまく使うことで、説得力やインパクトのある表現が可能になることがわかりました。

  • 公認会計士の著者が、数字の見方について簡潔に説明してくれている本です。

    数字が苦手な人にも簡単の読めるし、また読んだらすぐに使える知識ですのでぱらぱらと読んでみるだけでも役立つでしょう。

    ただ、本当に基礎的なことですので少しでも数字の扱いについて学んだことがある人は読む必要はないでしょうね。


    数字のことは苦手で、何度か痛い目を見た!と言う人は絶対に読んだ方が良いでしょう(^-^)

  • 前回読んだ
    『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』の著者
    山田真哉氏のベストセラー第2弾だったっけ。

    この本も
    数字や会計について超解りやすく書かれている
    入門書としてはいいのかも。

    ただ、
    前作『さおだけ~』と内容的にかぶっている箇所が多く
    前作を読んだ人にとっては内容が薄く感じるかも。



    タメになった事は

    ●文章でも数字を具体的に入れることによって説得力が増す。

    ●ビジネス数字は単位を変えて表現する方がインパクトがある。

    ●0円っていう言葉の威力

    ●会計的に考えると節約は割合ではなく絶対金額で考える。

    って事


    上記4つも当たり前っちゃー当たり前の事なんだけど
    説得力のある文章で書かれているので
    一読の価値はあるかも。



    あと個人的には
    ラストの第4章で

    株式投資についてちょっと書かれているんだけど
    これは
    個人投資家からしてみると『むむっ?』って内容もチラホラ。

    ●銘柄選びは適当でかまわない

    ●株とギャンブルは似ている

    ●株の法則がデタラメな理由

    ●株の勉強は無意味

    という
    一見挑発的な文章が多い。

    実体験とリンクさせられるので
    この章が一番面白かった。

    それでも最後は

    ●それでも株をやる理由

    って事で決算書の話になるんだけど
    それまでのフリだけを見ると

    うーんo(`ω´*)o
    って考えてしまいますね・・・・。



    この本を読んでテレビを普通につけてみると
    著者の山田氏が出演してた。

    この方、
    若くてこんなに有名だったんですねぇ。


    会計士の知識を持ちながら
    これだけ素人にわかりやすい表現ができるのは
    才能あるな。と感じてしまいました。



    本作では上巻と書かれているので
    下巻も発売されるとは思います。

    そんなに得るものも多くはなかったんだけど
    読みやすさって事で
    多分下巻も目を通すことになりそうです。


    coming soon・・・
    なのかな。。

  • 99%の意識と1%の知識
    数字の力…インパクトと説得力

    1順序~過去、未来
    web2.0、ゲド戦記、ノンブル

    2単位

    3価値~順位、大小、高低
    価値=曖昧
    5倍うまい、三度の飯より

    4変化しない~安心、信用

    数字の暴力性

    会計士の仕事=小学校の算数の延長
    (四則計算、小数、分数)

    迫力~集合時間、印刷所
    本のタイトル、

    必然性なくても読み手に意味を推測させる
    入社5年後の離職率753(中・高・大)

    ①決めつけ~説得力
    ②常識破り~インパクト
    ③ざっくり~わかりやすさ

    パレートの法則

    語呂合わせ

  • 決算書は過去比較することだけ。
    数字の言い方(タウリン1000mgは1g)
    割合で考える。

  • 私も車を買を購入したとき、150万の予算で買いに
    いったのに、やれ5年保証コーティングだの、やれ
    障害物に近づいたときにピコンピコン音が鳴るセンサーだの、
    いろいろとオプションをつけているうちに、総額が180万円
    になってしまいました。

    ふだんの生活で30万円の買い物をするとなれば
    数ヶ月はウンウン悩むくせに、このときは
    「どうせ大金を払うのだから、150万円も
    180万円もたいして変わらないかな?」と
    思ってしまい、ほんの10分で決断してしまった
    のです。

    それくらい、大きな金額を前にすると
    人の金銭感覚はマヒしがちです。

  • ・数字を具体的にすれば発言に説得力が出て、強制力が働く

    ・数字がうまくなるためには、なによりもまず「99%の意識」
    日常生活やビジネスの世界で、数字がどのように使われているのか常に意識する

    ・大事なのは、感覚や印象ではなく、実際に数字(金額)で考えてみることです。そうすることではじめて見えてくることがあるのです。

    ・利益を出すためには、収益を増やして、費用を減らすしかない

  • 数字にうまくなる。と言う考え方は非常に参考になった。

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著者プロフィール

1976年生まれ、公認会計士。現在、インブルームLLC代表。著書に『女子大生会計士の事件簿』シリーズ、140万部を超えるメガヒットとなった『さおだけ屋はなぜ潰れない』

「2018年 『マンガ日本と世界の経済入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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