就活のバカヤロー (光文社新書 378)

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感想 : 380
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334034818

感想・レビュー・書評

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  • 内容に主観が強い気がする。とにかく学生が気持ち悪い、学生はクソというような感じ。
    かと思えば後半はなんとなくあったことを並べてるだけ。
    タイトルには概ね同意。

  • 最初の就活生の話はなるほどと思う。その後はあまり面白くなかった。

  • 「就活のバカヤロー」自分自身就活を体験してきて、感じたことがそのまま活字になっている。わかりきったことだが、改めて文章で書かれると客観的に見られる。
    情報があふれているばかりに、学生は皆「~でないといけない」と自分を縛り付けて、結果同じ人の大量生産になる。マニュアルを参考にするのではなく、マニュアルと同じになってしまっている。
    それに気づき、軸を持つのがどれだけ早くできるかが大事だと感じた。
    今のままでは、笑うのは就職情報会社だけで、企業も学生も不幸だ。

  • 「シューカツ」という茶番劇を,学生,大学,企業3者の立場から語った本.

    第1章で,わたしがもやもや思っていたことを,すぱっと言ってくれて爽快.(ただ,わたしと考えが一緒だっただけ.)
    その後は,自分自身が学生だからか,いまいちピンとこず,「へ~」「ほ~」とお流し読み.

    結局,根本的な解決法などは語られてなく,「シューカツ」は騙し合いの茶番劇だということを,淡々と語っただけの本.

  • 就活だけでなく採活(採用活動)についても書かれていて、就活してる本人と その親と 学校側と 採活してる企業側と、そしてそれらを食い物にしている就職情報会社の、奇妙な関係と不健全なバランスが見えてくる。不景気によって各企業とも採用者数を絞った事で就職率が低下。だが他社より先に優秀な学生を得たいがために、他社より早く採活を始めてしまったので、やはり学生達も周りからの遅れを恐れて学業やプライベートより就活を優先させてしまう。就職率が低下しているので保護者達は就職率が低い所には受験させない。学校側はそれらに翻弄されて就活を疎ましく感じているが強く言えない。一番タチが悪い就職情報会社は、うちの合同起業説明会に参加しないと・うちの紹介サイトに載せないと学生からの人気や知名度は下がり優秀な学生は得られないよ とのたまう。救いようが無い話だが今は早過ぎる就活・採活が禁止され始めたとの事…。
    学業も夢もプライベートも中途半端なまま、周りからの遅れを恐れて早い段階で就活を始めて、学生時代に頑張った事や自分の強みを聞かれても薄っぺらになり、挙句に確認せず誤字のまま出し 常識を知らずに地雷的な質問を発し、イタイ自己分析と自己PRをする就活生が多いなんて悲し過ぎる。
    学業が手薄になれば折角の自分の専門性を高める為の機会と費用を無駄にしている事になるし、プライベートを充実させなければ感性も磨けず経験も積めず人との出会いも減り、最も求められるコミュニケーション力など磨ける筈が無いし、夢と向き合わなければ就職後のヴィジョンが持てず 「何の為に」という自分の核が無いままなので一番悩まない筈の志望動機になんかに最も悩む結果となり、就職出来ても目的意識と向上心が無いので続かない結果となる。
    企業は就職情報会社に振り回されない姿勢と、優秀な学生を得る事より 社員を優秀に育てていく事に力を注いで欲しいし
    学生は周りに振り回されずに自分を持って、やりたい事をどんどんやって 自分の強みを見つけて磨いて、選ばれる側から自分を活かせる場を選ぶ側になって欲しい。

  • 25/03/02面接での間違いを見直せる。俺にとっては確認で見るべきかな。ある程度分かってること。

  • 大学の就活セミナーに先日初めて足を運び、インターン先も決まり、自分もいよいよ就活を始めるのか…と、やる気になってきたので
    まずは話題になった(なってる?)これを読んでみた。

    就活生や就活制度そのものの「気持ち悪さ」を筆者のスタンスから指摘している。
    うわ、確かにその通りだ、あああああ、ってなる。

    いま出てる多くの新書はただ筆者の主観が好き勝手つらつらと書いてあるだけだから、私はあまり好きじゃない。
    一生懸命バイトしたお金をはたいて買ったのに内容は筆者の愚痴かよ!そういう事ならmixiの日記にでも書いてろよ!っていう。
    そんな中で、この本はある程度の事実を踏まえた上で主観が入ってくるから最後まで嫌にならずに読めた。

    買った価値はあったと思う。

  • タイトルはかなり前から知っていて、ずっと読みたかったけど今まで読めてなかった本。
    学生、大学、企業、就職情報会社のそれぞれの視点から就活というもののどうしようもなさを描いている。
    ちょっと皮肉っぽく書かれていて、事実が誇張されていたりもあるんやろうけど、頷けることが多い。
    就活って、ほんまに理不尽が積み重なってる部分やと思う。それでも闘っていかへんとあかんのはわかるけども。
    自分自身就活中の身なので、こういう本はこういうときに読むに限りますね。おもしろかった。

  • 就活・採活の実態を赤裸々に語った一冊.

    ・就活本,就職活動に踊らされている学生
    ・飾らず本音で語ることが大事なのに,コミュニケーション能力が高い学生が大企業に内定する現実
    ・しかし,成功する学生・企業は,世間に踊らされていない
    ・無意識下の就活
    ・学歴差別はわざとか,それとも結果論か
    ・就職人気企業ランキングの順位にこだわる会社

    わけもわからず就活を始める学生が多い.果たして,それで個人・企業ともに幸せになれるのか.
    松本総長も仰っていたが,自分の専門を見極め,知の樹の幹に戻ってくる必要もある.専門と教養を深め,究極の問いへ歩みを進めていきたい.

  • 就職活動のバイブルでした。

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