就活のバカヤロー (光文社新書 378)

著者 : 大沢仁 石渡嶺司

• 光文社 (2008年11月14日発売)

感想・レビュー・書評

[uz822さんの感想 · 2013年12月27日]

就活が己の事として実感するこの頃、自分の気持ちを心なしか代弁してくれているような気がしたタイトルが目に入り、手に取る。
学生、大学、企業、就職情報会社、みんながみんな、気持ち悪いと思いながらも抜け出せない、就活のドロ沼の正体を本書は暴こうとします。
「就活に正解はない」そう言われても、“就活”という儀式に正解はないのかもしれないが、学生一人一人が求める就職先に“正解”は存在していると思うと、結局どうしたらいいのだろうか？となるし、このラットレースでは抜け出すよりも上手く走り抜けることのほうが、ある意味で楽なのだろうなと思った。

[ク～さんの感想 · 2013年12月15日]

次女の小学校の担任が、参観日に
「最近、お勧めの本」として、紹介していた。

働く、会社として欲しい人材って、そうだよね。
と、思う本。

「大学2年の姪（旦那の姉の娘）に、あげようかな？」と、言うと…
「余計な御世話だろう」と、旦那に言われた。
そうかな？

[chikumaさんの感想 · 2013年12月15日]

就活経験者にとってのあるある本。さもありなんといったところ。型にハマッったって、それと結果は別なんだよという内容をケレン味少し多めで書いている印象。予備校風とでもいいましょうか。まぁ、苦笑いな内容とでもいいましょうか。

[pipipipottさんの感想 · 2013年11月10日]

リクナビは企業情報のみの掲載て120万前後の費用。エントリー機能、ブログなどつければ追加料金で中小企業は目立つため多くの予算を割かなければいけなくなっている。
就職情報会社は人気企業に優しく、不人気企業から搾取するという構造で、実際に就活を牛耳っている影の支配者である、ということにどうしようもない諦めさえ感じた
企業や学校の就活情報が各ページ下にのっているのが興味深い。大学のキャリア支援や無意識下の就活など、専門家の知識が多くあり勉強になった
就活に、正解はない。
2013.11.10

[yasu2keiさんの感想 · 2013年10月26日]

ちょうどこれから就活を始めようとしている時期に本屋で見つけた本．

学生からすれば就活は学生が中心にいると思うが，もちろん採用するのは企業だし，就職情報サイトとして利用するリクナビやマイナビだって企業が運営しているサイトであるから，就活に関わっているのは学生だけではない．また，大学も最近は卒業生の就職先の如何によって大学を受ける受験生に影響を与えてしまうそうなので，大学生の就職活動を積極的にサポートしているらしい．

就職活動における企業・大学・学生それぞれの立場がわかる本である．リクナビやマイナビだってビジネスで運営されているサイトなのである．就活生は無料で登録できるが，決して学生のためのボランティアなサイトではないのである．

[humanさんの感想 · 2013年10月13日]

読書レポート：就活のバカヤロー　企業・大学・学生が演じる茶番劇　 (光文社新書) 大沢 仁 石渡 嶺司 | デジたろうとピアノ http://digitaropiano.luna.ddns.vc/digitaropiano/?p=3861

[koochannさんの感想 · 2013年8月26日]

就職そして企業にとっての採用活動は企業・大学・学生そして実はもっと大きい存在として就職情報会社が関与し、日本国中挙げての壮大な茶番劇になっている。そしてその中では誰もが主体性を持たず、流れにそって流されているだけ！それぞれの立場のホンネを鋭く追究し、肯ける点ばかりでした。この茶番の根源を誰かが断たないかぎりは、日本の企業・雇用関係の根本解決は難しいような本質的な問題だと思います。

[ざき★やまさんの感想 · 2013年8月18日]

本当に
「就活のばかやろー！！」

[snto244さんの感想 · 2013年8月6日]

自分を見失わないように就活して行こうと思った。

ハミダシ情報がおもしろい。

[そららさんの感想 · 2013年7月4日]

面白くてあっという間に読んでしまいました。
就活の仕組みや構造を知りつつ、かつ就活に対するモチベーションを落としてくれるような内容です。

僕も漠然と抱いていた「就活のくそくらえ」ってことを、現在の就職活動の現状を調べた上で大いに語っていると思いました。

改めて「就活の気持ち悪さ」を思いました。

なんて言って実は自分も就活に踊らされている一人…。

みなさんもどうぞムカつきましょう。

社会人が良く言う「社会に出たら」がなんぼのもんじゃい