- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334727895
感想・レビュー・書評
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幼少の頃は「変なおじさん」でしかなかったが、日本にもこんな型破りな画家がいたことを誇りにさえ思う。大阪万博の本来の意図に反する自身の独創性は圧倒的で、芸術主義でもなければ、反芸術主義でもない。もはや主義を超えた「岡本太郎」という固有の血生臭い存在だ。
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日々を生きる勇気と元気を貰える本
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岡本太郎の芸術論
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readerで読了。
生誕100年ということで、気になっていた岡本太郎の本を読んでみました。太郎の芸術観が小気味よく語られていて、もう少し違った見方で芸術に接してみようと思わされました。 -
岡本太郎の本。初版は1954年。
創造的であることを徹底して追及している。したがって、模倣することや改善することも大切であるが、まったく新しいものを作り出すことが非常に大切であると説く。その中で、芸能と芸術の違いや子どもの持つ感性の大切や等を熱心に語っている。芸術の解説本ではなく、人間としてのエッセンスを説いているように感じる。50年以上の前に書かれたようだが、今でもまったく色あせない内容。ビジネスパーソンにもお勧め。 -
まことに、強い筋の通った人だ。自分を見失ってない。空虚な現代で生命を輝かせている。
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平易な文章で読みやすく、生きることに真正面から猛烈に立ち向かっていく姿勢はすばらしいです。感動的ですらあります。
ただ時代のせいでしょうか、芸術を語る時に「明朗な自由」や「人間精神の表現」といった抽象的な言葉が気になってしょうがない。
なんか古くさいなと思ってしまう。