屍蘭: 新宿鮫3 (光文社文庫 お 21-7)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (475ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334728571

感想・レビュー・書評

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  • 新宿鮫シリーズ第3弾。敵と鮫島との対峙シーンも派手なアクションがあるわけでもなくあっけなく終わってしまった。前作「毒猿」とは対照的な作品だ。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file4/naiyou2211.html

  • 新宿鮫シリーズの3作目。今のところ(個人的に)一番面白かった。アクションがない分サスペンス要素があったかな。昨日会ってた男が死亡したとの連絡が来たとき驚かず普通に応対してるのがすげぇw 組織で浮いてるとか関係なく実力ある人は自然と味方が増えるもんだ。

  • 再読。新宿鮫シリーズ第三弾。
    エステサロン美人経営者、産婦人科が絡む犯罪。
    倒叙ものというか、犯人は最初からわかっているのだが、設定がすごく面白い。
    (図書館)

  • 自分が大切なら組織にいるな。

  • やはりおもしろい
    同じ時間の流れで、鮫島と犯人?らの行動が交互にでてくるけど
    (章かな?)
    最後まで、どうなるのだろう、って気持ちがはなれない。
    結構分厚い本だけど、読めてしまう。
    この本には鮫島の警察官としての思い?というか考え方がでていて、
    3シリーズ読んだが、鮫島の印象がまたかわりそうです。
    次もよむぞー

  • 「私は、警察官というのは、こと仕事にあたったとき、恐れられるのではなく、人から尊敬されるような人間であってほしいと思います。そのためには、タテ構造の中で、いつか機械のように頭を使わない存在になっては、絶対にいけないのです。私が警官をやめる羽目になったとしても、すべての警察官にそのことを自覚してもらうために、この切り札は使いたい、そう思っています。」鮫島かっこよすぎ!

  • 圧倒的な筆力で、結局ラストまでぐいぐい引っ張られた。

    二作目が素晴らしかったが、それを越えるような刺激的な題材を扱い、息もつかせない。妊娠中に死産に見せかけ胎児を取り出し、輸出して大金を稼ぐ悪徳産婦人科にまつわる惨劇。とにかくリアル…背筋も凍りそうな世界だ。

    今回は晶とのラブストーリーは影を潜めている。今後の展開に期待。

  • 1作目、2作目と比較するとハラハラドキドキ感が少なかった。読み慣れたからかな…

  • 警察小説シリーズ3。また違ったテイストでおもしろく、一気に読み。バラバラに描写された登場人物達がどんどん一つに繋がっていった。鮫島も窮地に立たされ、敵の人格もデンジャラス。鮫島が単独だからこそ、桃井と昌の存在が引き立ってめっちゃいい味出してるなと。

  • 新宿鮫シリーズ第三弾。
    エステの美人経営者と,産婦人科の殺人看護婦の犯罪に鮫が挑む。
    今作で鮫の好感度が一気にアップ!
    歌詞を半分作ったとドヤ顔で語ってみたり,尽く罠にはまってしまったり,晶が大好きだったりと人間味のあるイイ奴で,後半追い詰められてからの知性と誇りのある行動が格好良すぎる。
    歪んではいるが綾香とおばちゃんの関係もいい。

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著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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