- Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334749057
感想・レビュー・書評
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タイトルに惹かれて購入。
短、というとおり短編集。しかし、全ての作品が全く違ったテイストの話。
心温まる話、不気味な話、その儀式は自分は絶対やりたくないなと思わせる話、など1冊で何度も新しい物語に触れる事ができる一冊。この本で坂木司を読むようになりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
◎26のショートショートに、暗めな日常が紛れ込む
26のショートショート集。ほぼ「ブラック」な物語。日常にもしかして潜んでいたのではと疑いたくなるほどリアルで、作者の名前やタイトルで想像した内容と全く違って驚いた。星新一も彷彿とさせる爽やかな語り口もよい。
ひとつだけご紹介。「MM」 …わたしは、しがないOL。あるときインターネットの掲示板を見ていたら、あれ私のことが書いてある?書き込み人はMMさんで、いつも面白い書き込みで有名な人だ。さて、なぜMMさんは私のことが書けたのか・・・ハッ!そういうことか。 -
2012/4
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ほっこりからホラーまで幅広く。後者のほうが印象的。
「しつこい油」ラストのモヤモヤ感。
かわいいひと。 -
坂木さんの作品を読むのは二作目だったけど、『和菓子のアン』を読んだ時に受けた印象と全く違ったので驚いた。ブラックなユーモアやシュールな世界観、少し残酷なシーンなどいろいろあって、飽きずに最後まで楽しめるショートショート集。特に印象的だったのは、「MM」「最先端」「秘祭」。
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少しブラック目な短編集。
いろんなお話があったけど、
そんなに印象に残るものは無かったかなぁ。 -
「秘祭」が一番好き(絶対やりたくないけど)。でも「ゴミ掃除」や「壁」のブラックさもクセになる。
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2011・3読了。
意外に引き出し多い作家なのかな。これから出る作品に期待。 -
坂木司の短劇を読みました。
26のショートショートが収録されている、奇妙な物語でした。
怖い物語、気持ちの悪い物語、どんでん返しの物語、驚きの結末の話、それぞれの物語をおもしろく読みました。
「最先端」の気持ち悪さ、「試写会」のどんでん返し、「秘祭」のばかばかしさ、「肉を拾う」のアイディア、さすが小説家のネタの引き出しはたくさんあるんだな、と感心しました。