- Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334751272
感想・レビュー・書評
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◎「コロンブレ」「アインシュタインとの約束」「マジシャン」
○「天地創造」「七階」「神を見た犬」「呪われた背広」「驕らぬ心」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いろんなアイディアがつまった、魅力的なSF短編集。表題作の『神を見た犬』と『戦艦《死》』が特に秀逸。
ただ、オチがよく分からないものもままあったので星4つ。 -
七階から一階に降りるスピードの速さ
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「哀しきユーモア」あるいは「シニカルな笑い」とでも言うべきか。人間たちの愚かさを憎めない形でうまく描きながら、神や聖人もまた愛嬌のある存在にしている。上質の二十二話をしっかり堪能させてもらい、大満足。
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レーヴィの短編に比べると全体的に若干シリアス。ツボにはまる作品があったり、毛嫌いしてしまいそうな作品があったり、というように、この 『神を見た犬』 の編集は統一性が欠けているように思える。関口英子訳はとても素敵だと思うけど、ロダーリのイメージが強くてどうかと思うし、短編集からいくつか作品を取り上げて新たに短編集を編むというのもどうかと思う。原文で 「七階」 を読んだ時はもっとドキドキしたけどなあ。
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幻想的な短編に薄暗くて痛切な悲しみがある。
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ヨーロッパのヴォネガットというような、ダリの絵の世界が文学で表現されたというような。
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購入。読了
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強迫観念とか焦燥感を表現した短編集。
うまい話も多い。 -
読んでる最中も、読んだあとも、頭のなかにべったり何かが残る。
おとぎばなしみたいな短編集。