乱心: 鬼役3 (光文社文庫 さ 26-7 光文社時代小説文庫)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334764265

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  • 鬼役第3巻突入。
    赤穂の塩に毒が盛られてる…というところから話が展開。
    毒味役である矢背蔵人介はまさかと思い食べたらやっぱり毒だった!
    という話で。
    やはり養母の志乃さんがものすごく格好いい。
    吉原の花魁、夕霧も結構な頻度で登場。
    天皇の持ち物である、正倉院に保存してある香木「蘭奢待」を中心に描かれる3巻は
    幻影使いあり、試合ありの前作よりややぶっ飛んだ内容。
    しかし何度も言うけど面白い。

著者プロフィール

坂岡真
一九六一年、新潟県生まれ。十一年の会社勤めを経て文筆の世界へ入る。江戸の情緒と人情の機微、そして花鳥風月を醸し出す筆致で、多くの読者を魅了している。主なシリーズに「鬼役」「鬼役伝」「帳尻屋始末」「帳尻屋仕置」「照れ降れ長屋風聞帖」「はぐれ又兵衛例繰控」「死ぬがよく候」「人情江戸飛脚」などがある。

「2023年 『うぽっぽ同心終活指南(一)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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