アンと青春

著者 :
  • 光文社
3.82
  • (186)
  • (441)
  • (286)
  • (33)
  • (3)
本棚登録 : 2650
感想 : 397
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334910846

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  『2016年 3月 20日 初版 第1刷 発行』版、読了。


     シリーズ二作目。内容は連作短編形式で五作収録された構成でした。文体は読みやすく、そして無駄がない文章で非常に読みやすかったです☆


     そして読み始めて、最初の一本を読み終えた時、おもったよりもページ数が短く感じました。が、残り四本はどれも読み応え十分な量でした☆

     このシリーズ作品は、過去エピソードと絡めた内容で進行する話が多いので、物語自体の深みや登場人物の成長を印象づける、上手な内容だなあと思うことしばしば。

     また業界ならではの和菓子に関することも、物語を邪魔しない程度に散りばめられていて……作者さんの読み手に対する配慮がそこかしこに用意されていて、読んでいて楽しかったです♪


     で、どうやらまだ物語は続く気配のまま終わっていますので、まずはシリーズ最新作のアナウンスをゆっくりと待ちわびようと思いました☆

  • 食品を勉強している自分としては、なかなか興味深い話もあった。前作同様に好きだなあ。

  • 続編ありますように!

  • 和菓子にメッセージを込め相手に贈ったり、受け取ったり。世の中全員善人ばかりではない。様々な人模様。練り切りの向こうに見える模様になぞらえて今日もアンは迷い道。

  • 和菓子屋の話。

  • 和菓子のアンの続編。
    前作をかなり前に読んでいたので、主人公以外の登場人物をすっかり忘れてしまっていたけど、楽しめました。
    前作を読んでない人でも楽しめます。
    短編連作です。

    デパートの中の和菓子屋を舞台に、お菓子の話や人間模様を描いた作品。
    季節ごとに登場する和菓子に加え、別の店の洋菓子も少し出てくる美味しそうな描写があります。
    来店するお客さんの話がほとんどですが、こういう人いるよねーという、身近な話が多く、読みやすい。
    温かいだけの話ではないけど、基本的には心温まる話が多いです。
    きっと、続編がありそう。

  • 嫁姑問題の件は陰湿ないじめみたいであまり好きではなかった。和菓子をそんなことに使わないで!と叫びたくなりました。でも、お嫁さんはそこまで深く意味を読み取らないのではないか…とも思う。私なら、和菓子をもらったら味わって終わりかな。立花さんとアンちゃんの今後が気になる。

  • 和菓子の奥深さを教えてもらえる作品。お抹茶でゆっくり上生菓子を食べたくなった。

  • 杏ちゃん、二年目。甘酒屋の煮、いいなあ!

  • 次女が、学校で借りてきました。
    「和菓子のアン」の続編。
    アンちゃん…鈍感で良いね~

  • 和菓子と日本茶が飲みたくなるのが常だけど、今度は甘酒作りに挑戦しよう。
    心から暖まる本です。

  • 和菓子に秘められた想い。職人さんたちの隠語を駆使して
    謎解きが始まる。乙女なイケメンな立花さん、アンちゃんに片思い?

  • 「和菓子のアン」続編。
    乙女男子、立花さんの恋バナ!確かにゲイではないから、そういう展開もあり得るよね。しかし、何にも知らないアンちゃんは立花さんの行動に振り回され可哀相(嫌、可哀相なのは立花さん?)。ただ全体の内容は鬱々するもの多かったなぁ。放射能や嫁姑など、おもかった。

  • アンコちゃんは、素直で頑張り屋さん。良い味だしてるよね。

  • 同僚のキャラ設定思い出せなかった…前作読み返さないとだ。

  • アンちゃんシリーズ 第三弾
    相変わらずそこそこ面白いけど、ちょっとマンネリ。

  • 待ち望んでいました、『和菓子のアン』の続編。面白かったです。テンポよく読めるので大好きな作家さんです。そしてまだ続きそうな気配…。とってもワクワクします。

  • 安定感抜群。ゆっくりと楽しめました。

  •  小路さん・有川さん・坂木さん、ワタシにとって、くどい3人トリオです。中でも坂木さんは特別賞!先に謎をかけてあとから説明するっていうタイプの作家さんで、もう~またかよ~って感じになります。3人とも続けて読むとしんどくなってきますが、少し間を開けると、話のテンポも速く、理解もしやすく猛スピードで読んでしまう面白さはあります。
     同じく今日読み終えた村上さんの作品とは全く反対の位置にある作品のように感じます。

  • 和菓子のアンの続編

全397件中 221 - 240件を表示

著者プロフィール

一九六九年、東京都生まれ。二〇〇二年『青空の卵』で〈覆面作家〉としてデビュー。一三年『和菓子のアン』で第二回静岡書店大賞・映像化したい文庫部門大賞を受賞。主な著書に『ワーキング・ホリデー』『ホテルジューシー』『大きな音が聞こえるか』『肉小説集』『鶏小説集』『女子的生活』など。

「2022年 『おいしい旅 初めて編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

坂木司の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×