さようなら、猫

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 337
感想 : 72
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334928445

感想・レビュー・書評

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  • あんまり面白くなかった

  • ネコという可愛いモチーフが全編に渡って登場するのに、かわいらしさは皆無。
    むしろ、どこか陰鬱な空気が漂うのは、さすが荒野さんと言うべきか…

  • 出てくる女性像はけっこうどれも好き。
    あのもやもやしてる感じが。

  • タイトルに期待して読んだけど人間主体の話。

  • 猫にまつわる9のストーリーからなる短編集。

  • 半分ほど読んだけど、好きじゃないのでもうやめました。
    この人の本を読んだのは初めてだと思うんですけど…個人的には申し訳ないけどどれを読んでも面白くなくて好きになれない。さらにはちょっとイライラしてしまいました。
    さすがにもう続けて読む気がしません。

  • 短編集。
    猫はあくまでエッセンスで主なる登場人物(?)ではない。そこは少し期待はずれだったがさらりと読めた。
    どのお話も淋しい人達がでてくる。
    そして、物語のその後がとても気になるお話ばかりだった。

    読み手に物足りなさを感じさせて、考え、想う余地を残すのが本当に上手な人だと思う。

  • 乾いている人、求めている人、愛している人、憎んでいる人、何も考えたくない人。彼らの日々にそっと加えられる一匹の猫。猫も、愛も、幸せも、閉じ込められない。短編の名手が紡ぐ魅惑の九編を収録。

  • 9つの猫に纏わる短編集。表紙の猫に惹かれて思わず買ってしまった本ですが、少々 私的に期待はずれでした。猫好きの人にはたまらない話ばかりかと思ったら 案外そっけない登場ばかりでした。

  • 人と猫、人と人の、微妙な距離感。

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著者プロフィール

井上荒野
一九六一年東京生まれ。成蹊大学文学部卒。八九年「わたしのヌレエフ」で第一回フェミナ賞受賞。二〇〇四年『潤一』で第一一回島清恋愛文学賞、〇八年『切羽へ』で第一三九回直木賞、一一年『そこへ行くな』で第六回中央公論文芸賞、一六年『赤へ』で第二九回柴田錬三郎賞を受賞。その他の著書に『もう切るわ』『誰よりも美しい妻』『キャベツ炒めに捧ぐ』『結婚』『それを愛とまちがえるから』『悪い恋人』『ママがやった』『あちらにいる鬼』『よその島』など多数。

「2023年 『よその島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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