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- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344001213
感想・レビュー・書評
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美大出身じゃあねえ。
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この小説のテーマは「自立」なのだと、彼のエッセイをよく読む私は解釈します。ひきこもりやリストラといった現代社会が抱える問題は確かに物語が進んで行く中での重要なファクターですが、家族の互いが自立すること、それができなければ決して健全な家族には成り得ないこと。恋愛だけでなく、家族においても村上さんは「自立」が必要だと主張しているように感じました。
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リストラにおびえる夫・若い男性と密会を重ねる妻・ひきこもって家庭内暴力を繰り返す息子・家族に内緒で10才以上年上の男性と交際する娘。
4人それぞれの視点から現在社会の家族が抱える問題を描く。
家族って何か?
家族の幸せとは?
簡単そうで難しいこの問いの答えの一つを内山家は見せてくれます。